前回はある一定の温度まで、
電気炉本体と蓋に隙間を開けておくというところまで書きました。
その一定の温度とは350度から400度。
時間は炉の中にどれくらい焼くものを
詰めているかにもよりますが、約1時間くらいでしょうか。
目安は臭さです。
油分などが焼き飛ぶ臭いなのでしょうか、
スイッチを入れてから20分するかしないかで
日常、かがないような類のにおいがし始めます。
強烈なにおいのため、窯のあるお部屋にはいれません。
もっとも、居ない方が体のためとも思えます。
特に金・プラチナ・ラスター彩、デキャール作品を焼く時は
「くっさいー、勘弁してくれ~、頭変になるぅ」です。
凄い勢いで窓を開けて換気をしていますが、
部屋中にたちこめる悪臭。他の部屋にも漂います。
それが不思議と、炉内が400度位に達すると
嘘のように臭いがしなくなり、残留臭もありません。
次回は何度位で焼くのかを書きたいと思います。
一定の大きさと色合いで描くと綺麗に仕上がります。
気分屋にはシンドイ。