強烈なにおいのするころ | 【綺麗なためいき】 磁器絵

【綺麗なためいき】 磁器絵

磁器絵付け 東と西の架け橋を夢見て

前回はある一定の温度まで、

電気炉本体と蓋に隙間を開けておくというところまで書きました。


その一定の温度とは350度から400度。

時間は炉の中にどれくらい焼くものを

詰めているかにもよりますが、約1時間くらいでしょうか。


目安は臭さです。


油分などが焼き飛ぶ臭いなのでしょうか、

スイッチを入れてから20分するかしないかで

日常、かがないような類のにおいがし始めます。



強烈なにおいのため、窯のあるお部屋にはいれません。

もっとも、居ない方が体のためとも思えます。

特に金・プラチナ・ラスター彩、デキャール作品を焼く時は

「くっさいー、勘弁してくれ~、頭変になるぅ」です。


凄い勢いで窓を開けて換気をしていますが、

部屋中にたちこめる悪臭。他の部屋にも漂います。


それが不思議と、炉内が400度位に達すると

嘘のように臭いがしなくなり、残留臭もありません。


次回は何度位で焼くのかを書きたいと思います。



磁器絵 “綺麗なためいき”-手描き デミタス
写真:デミタスにプチローズを描いたもの


一定の大きさと色合いで描くと綺麗に仕上がります。

気分屋にはシンドイ。