平成26年10月1日
作りたてをいただく「いちじくのキャラメルがけ」
今月は、作りたてを味わうデザートを。さとうが色づき始めると、急に茶色くなりますが、泡が細かくなり、香ばしいにおいがするまでしっかり焦がすのがポイント。このままでもおいしいのですが、パンケーキやアイスクリームとの相性もバッチリです。時間がたつと、いちじくから水分が出てくるので、作りたてのほんのり温かい状態でお召し上がり下さい。
≪準備≫
いちじく 1パック(5~6個)
キャラメル (さとう 80g 水 大さじ1)
≪準備≫
いちじくを4~6等分に切っておく。
≪作り方≫
① 小さめの鍋(テフロン加工のフライパンが作りやすい)にさとうと水を入れ、中火でさとうを煮溶かす。はしなどで混ぜない。
② キャラメル状に色づいてきたら、いちじくを入れてからめる。
つくれぽ
(住職の味見)祖父がイチジク好きで、年に一度いちじくを食べていました。子供の頃は、ム
ニュムニュした食感が好きでありませんでしたが、今は濃厚な甘みが味わい深く感じるようになりました。今回のいちじくのキャラメルかけは、あんみつの餡を
とろっとかけた風です。黒糖の香りが風味を増しています。いろいろな果物、寒天があっていいかも。
(典座の
つぶやき)なんて簡単!と思っていざ作ってみたけれど、カーキィ先生と私のできあがりを見れば一目瞭然。キャラメルソースって本当に難しい。簡単な料理こ
そ奥が深く感じるのは、ごまかしが効かないからなのか…。ジャム同様、いつ「火を止めるか」でゆるすぎたり、かたすぎたり、毎度この「加減」に悩まされま
す。上手にキャラメル作れたら、いちじくばかりか、バナナにも?かけたくなるかもしれません。
※典座(てんぞ)とは、修行僧の食事、仏や祖師への供膳を司る僧侶のこと
ああ