今朝は、北海道大樹町にある「インターステラテクノロジズ社(IST)」の

 

ロケットMOMO5号機の打ち上げ実験があるとのことで、YOUTUBE配信を

 

見ていました。

 

ロケットMOMO5号機には、ニシノ「えんとつ町のプペル」の広告入り。

 

『えんとつ町のプペル MOMO5号機』となっていました。

 

 

今回、エンジンの燃料ガスを噴射するノズルのあたりから破片が飛散して

 

機体の姿勢が軌道から外れたため、エンジンを緊急停止させ、

 

「宇宙空間」に到達することなく 着水した模様。

 

目標高度は100kmだったけれど、その高度に到達していないため

 

「実験失敗」と報道されているようです。

 

 

 

民間初で宇宙空間に到達した3号機の時から、打ち上げの様子のネット配信を

 

見るようになって、今回3回目なのですが、

 

 

4号機の時には、エタノール燃料の一部に日本酒を加工して混ぜる試みも

 

行なっていたため、「打ち上げ失敗」と言われていても

 

失敗に対する対処をできるだけ多く確認していく方が、ヒトが搭乗するする場合

 

事故が少なくなると思われるので、たくさん失敗させてあげて欲しいと思います。

 

 

 

一般の人も参加できる宇宙科学のシンポジウムが札幌で2007年に開催された時、

 

ちょうど参加して話を聞いたのですが、

 

世界的な宇宙の商用利用で、日本では北海道の大樹町に「スペースポート」を

 

つくりたいという話を聞きました。

 

 

その時、アメリカだけでなくロシアの科学者、そしてスペースX社の人もいたかな。

 

当時は、アメリカの民間企業でロケットの有人飛行に名乗りを上げていたのが

 

「スペースX社」と「キスラー社」の2社とのことで、シンポジウムで

 

宇宙空間を商業利用する話を聞いたのです。

 

 

 

先日 2020年5月30日、アメリカ初の民間有人船 「クルードラゴン」が

 

国際宇宙ステーションに到達したニュースは 記憶に新しいですが、

 

そのアメリカの民間企業が「スペースX社」です。

 

 

 

アメリカからの有人宇宙船の打ち上げは、

 

2011年に退役したスペースシャトル以来で9年ぶりだったようなのですが、

 

そのシンポジウムで、スペースシャトルが2010年に退役すると聞いて、

 

大樹町に スペースポートをつくる話よりそちらの方が驚きました。

 

 

 

当時は 大樹町にスペースポートをつくりたいというだけで、

 

現実的かどうか全く見えない状態だったのです。

 

 

 

それが今、なんだか現実的な方向へと進んでいるではないですか。

 

 

 

でも、確か 商業的な観点から 年に20回の打ち上げが必要だと

 

その時聞いた記憶があります。

 

 

 

北海道の大樹町から年に20回 定期的に打ち上げられるのか??

 

 

積雪量が少ない地域ではありますが、雪国である北海道。

 

 

将来的に年間20回定期的にロケットを打ち上げられるかどうかの方が

 

 

今、気になっています。

 

 

 

 

 

  北海道滝川市丸加高原

 【photo】Anna Shinojima, JIIEMA