音楽理論講座 11/30 クラス1  6時間目  まとめ | Hidenoriのブログ ギターで作曲 ギター教室

音楽理論講座 11/30 クラス1  6時間目  まとめ

07.11.30(Fri) 音楽理論講座

マイナーダイアトニックコード

スケールはマイナースケール。
マイナースケールには基本的なのが3種類あります。

(※メジャーダイアトニックコードのスケールはメジャースケール。)


マイナーはA(ラ)でやることにします。
(#、♭がつかないのでわかりやすいため。)

(1)A(ナチュラル)マイナースケール

1 2 ♭3 4 5 ♭6 ♭7

という並びになります。


A→B→C→D→E→F→G(ラシドレミファソラ)
 全 半 全 全 半 全

CメジャースケールをAから弾くとAナチュラルマイナースケールになります。
Cメジャースケールと開始位置が違うだけで、同じ音を使用しているということですね。




(2)ハーモニックマイナースケール

A→B→C→D→E→F→G♯→A
 全 半 全 全 半 1.5音 半

俗に言う「ネオクラシカル系」イングヴェイなどの奏者がよく使用する。

ナチュラルマイナーの7~1が全音で、解決感が少ないことから
7を半音上げて7~1を短2度にし、解決感を強くしたスケール。



(3)Aメロディックマイナースケール

ハーモニックマイナースケールの、
F→G♯ は離れすぎではないか?
1.5音

そこで、

A→B→C→D→E→F♯→G♯→A
 全 半 全 全 全  全  半

(6度と7度をシャープ)

オペラ歌手がハーモニックマイナー歌いにくいと文句を言ったことで誕生したそうです。


また、

A→B→C♯→D→E→F♯→G♯→A
 全 全  半 全 全  全  半

(3度をシャープ)

とすると、メジャースケールと同じ並びにになる。

参考(メジャースケール)

C→D→E→F→G→A→B→C
 全 全 半 全 全 全 半

※下降時に、途中までメジャーなのかマイナーなのか分からない問題がある。

なので、上昇はメロディックマイナーで、下降はハーモニックマイナーで行うのが基本。
(現代では関係なくやってますw)


マイナーダイアトニックコード

Ⅰ Am7(R m3 P5 m7)
Ⅱ Bm7(-5)(R m3 -5 m7)
Ⅲ CM7(R M3 P5 M7)
Ⅳ Dm7(R m3 P5 m7)

以下同様に、

Ⅴ Em7
Ⅵ FM7
Ⅶ G7


ナチュラルマイナースケールにおけるダイアトニックコード

Ⅰm7   Ⅱm7(♭5)   ♭ⅢM7    Ⅳm7   Ⅴm7   ♭ⅥM7   ♭Ⅶ7


覚え方↓

マイナースケールの3番目の音から始めるとメジャースケールになる。
=Aマイナースケールを3番目から始めると、Cメジャースケールになる。

逆に、Cメジャースケールの6番目から始めると、Aマイナースケールとなる。


ということは、このマイナースケールにおけるダイアトニックコードを3番目から始めると、
メジャーダイアトニックコードになる。

メジャーダイアトニックを知っておけば簡単に覚えられますねw