The theory of ants ~働きアリの法則~
社会人になって会社組織で働くと、どうしても「なんでかな」というような理不尽なことが起こります。例えば・・・同じポジションでも任せられる仕事の量に圧倒的差がある。頑張っているのにお給料は頑張っていない人とほとんど変わらない。自分はできているのになぜかできない人と一緒に一括りにされてしまった、みたいなこと。ひょんな出来事から仕事に対するモチベーションが下がりかけていた私に、父が「働きアリの法則(2:6:2の法則)」の話をしてくれました。「働きアリの法則(2:6:2の法則)」とは?一般的に働きアリは全員が一生懸命働くといわれていますが、実際はそうではないのです。上位2割→生産性の高い優秀なアリ中位6割→平均的な普通のアリ下位2割→怠け者のアリ怠け者の2割のアリを排除したら皆が一生懸命働くのかと思いきや、しばらくするとその中の2割のアリがさぼり始めると言われています。じゃあよく働くアリだけを100匹集めれば最強じゃん!って思いますよね。でも時間の経過とともに優秀だったはずのアリ2割がさぼり始め、怠け者へと変身してしまうんだそう。つまりこのようなことが言えます。①どんな立派な集団にも「下位」は存在する②安易に下位を切り捨ててしまうと、「上位」が「上位」でいられなくなるリスクがある③以上を踏まえて「中位」「下位」をどのように有効活用するか集団にはそれぞれの役割があるということです。この法則が無限ループで絶対不可避だとすれば、「下位」は「上位」が「上位」であり続けるために名脇役を与えられ、それを演じているのです。モノは考えようということですね。父から「どんな集団にいても一生懸命働く2割のアリでいなさい」といわれたので、これからも自分の与えられた役割を全うしようと思いました。