コチラの記事は虚空蔵求聞持法シリーズの続編です。

まだ読まれていない方はコチラから下差し

 

 

 

 

 

忘れる力は、意識の進化である

 

──それは劣化でも老化でもない

 

「最近、忘れっぽくなった」
「昔より記憶力が落ちた気がする」

 

こう感じた瞬間、多くの人は焦ります。
能力が下がったのではないか。
このまま衰えていくのではないか。

 

でも、あえてはっきり言います。

忘れる力は、意識の退化ではありません。
進化です。

 


 

忘却は「欠落」ではなく「調整」

 

まず前提をひっくり返します。

 

忘却とは、
記憶が抜け落ちる現象ではありません。

必要でない情報が、意識の表層から降ろされる調整です。

 

人間の意識は、
成長するにつれて扱える情報の「質」が変わります。

  • 若い頃:量が重要

  • 成熟期:構造が重要

このフェーズ移行のとき、
大量の記憶はむしろ邪魔になる。

だから、忘れるんです。

 


 

進化した意識は「全部を覚えない」

 

意識が成熟してくると、
こんな変化が起きます。

  • 細部への執着が薄れる

  • 本質だけを捉える

  • 全体像で理解する

この段階では、
細かい情報をすべて覚える必要がない。

 

むしろ、
覚えすぎると全体が見えなくなる。

 

だから、忘れる力が働く。

これは防衛ではありません。
次の認知段階に進むための整理です。

 


 

忘れることで開く「空白」

 

忘却が進むと、
一時的に不安になります。

  • 頭が空っぽになった感じ

  • 何も残っていない感覚

でも、この空白こそが重要。

 

虚空蔵的に言えば、
「場」が開いた状態です。

 

この空白があるからこそ、

  • 必要な情報が自然に入る

  • 繋がるべきものが繋がる

  • 思考せずとも理解できる

忘却は、
受信感度を上げるための準備段階なんです。

 


 

記憶を手放せない人は、次に進めない

 

逆に、
「忘れたくない」「全部覚えていたい」

この意識に強くしがみつくと、
進化は止まります。

 

なぜなら、

  • 過去の成功

  • 過去の理解

  • 過去の自分

これらを手放せないから。

 

意識の進化とは、
自分の“正しさ”を更新すること

 

忘却できない人は、
残念ながら更新が起きないのです。

 


 

忘れる力=信頼

 

最後に、一番大事なこと。

 

忘れる力とは、
自分の無意識を信頼できている状態です。

  • 必要なものは残る

  • 不要なものは消える

  • タイミングで浮上する

これを疑わなくなったとき、
記憶は軽くなり、
人生全体がスムーズになります。

 

忘れる力は、
意識が「次のステージに行ける」と判断した証拠です。

 


 

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情報が残る人/残らない人の決定的な違い

では、ここで疑問が出ます。

  • なぜ、自然に情報が残る人がいるのか

  • なぜ、同じ情報でも残らない人がいるのか

次は、その決定的な違いを
構造として解き明かしますね。