幸せは感じることができない。


ある瞬間、もし幸せを感じたならば、
それは唯物的な論理の幸せであって
(悪く言えば誰かと比べての幸せであって)、
生理的な、たとえば「楽しい」「気持ちいい」という悦楽であって、
論理と悦楽に心が占拠された状態である。


では幸せはどこにあるのか?
幸せは現在にあるのではなく、過去にしかない。
過去は私たちの心に“秘められている”。


「あの頃は幸せだった」
これは幸せか? 否、それも違う。
記憶においてさえ、幸せなど感じることができない。
それは時間軸における相対的かつ唯物的な論理の幸せであって、

また記憶という生理的な悦楽であって、
つまりは刹那的な幸せと同じである。



■NHKは意図的にシナのマイナス面を隠蔽した

旅チャンネルでやっていたものを、
NHKが「再編集」して放送している。
その第三回目が十月二十日の
『戸井十月 ユーラシア横断3万キロの旅(3)天山を越えて』
だと思われる。

旅チャンネル版を全部見たわけではないが、
ウイグル(シナに強制的に統治されている)あたりのは見た。
戸井は、
道路事情について割り込みや人の迷惑な横断について
かなり悪印象を訴えていた。
NHK版では、これは言葉にされず映像で
その道路事情の悪さを流すだけだった。
なぜ一言「モラルが低い」の解説を入れなかったのか。

また戸井は、
他国では自分たち旅行者が来ると
どの国でも珍しがって人が集まってくる。
しかしシナでは遠巻きに見てるだけで寄って来ない
と言っていた。

これは強烈な印象だ。
旅行者の周りには来るが触れ合おうとはしない。
人の心が恐怖の共産党によって壊されているのだ。
いい意味での引っ込み思案でないことは
NHKが隠蔽したことで分かる。

またシナ人旅先案内人とのお別れ会は
多分ノーカットで流していた。
案内人の一人は日本の歌(♪春を愛する人は~)を歌い、
その歌は日本人の先生が教えてくれた歌で
その案内人は女の先生が好きだったと話す下り。
あまりに出来すぎで嘘っぽい。
教わったのは事実かもしれないが……。
そのうそ臭さをそのまま流していたので
異様な雰囲気をかもし出していた。

ノーカットで流したのは、中国人は本当にいい人だ、
ということを印象付けたかったためだろう。
都合の悪いところははしょって、
歌を歌うという人間味のあるところはノーカットてw
効果があったかどうかは知らんが、
バカ団塊あたりなら喜んで見てたかも知れん。

言わずもがな
NHKは最悪の放送局だ。