母の庭の梅の、放射能検査をしました

こんばんは

クチリーナ姉です

昨日はわたしは非番でしたので、実家へ行って、梅の漬け込み作業の手伝いをしてきました。

今年は豊作で、母の梅の木は18キロもの収穫となりました。
いままでなら、ただ喜んで漬けたり、干したり、煮込んだりするものですが。
原発事故以来、やはりきちんと調べてからどうするか決めたい、と、柚子、夏みかん、梅、ブラックベリーなど、実家や親戚の庭の果実を検査に出してきました。
今年ももちろん。
こどもみらい測定所のお世話になりました。

検査の結果、今年は検出限界以下となりました。
こどもみらいさんの機械は、ゲルマニウムの検査機器に比べると、検出限界値は高めにはなりますが、時間をかけて検査してくださっているので、表のように、1ベクレル以下にはなっているのです。かなり精密と言ってよいと思います。
去年は、同じ横浜の庭の梅からもはっきりとセシウムの存在を示すピークが現れました。
国の基準値から考えれば安全と言えるものとは言え、普段の食事で知らず知らずに摂取している可能性も考えると、あると分かっている食品（しかも必要不可欠とは言えない嗜好品）を自ら口にすることはやめておこう、と、母は梅を加工しませんでした。
原発事故の翌春の、夏みかんの収穫期、検査に出した夏みかんが30ベクレル近い値を示し、悲しい気持ちで処分したことを今も忘れません。
風化させず、核についてはみんなが自分のこととして、考え、意見を出し合い続けなければなりません。