病気・治療が考えるきっかけに
私は、3年半前に約10年ほどいた会社をやめた。
婦人科系の病気が発覚して手術をしたり、不妊治療を始めることになったりと、自分の健康面やライフイベントに関わる問題が一気に噴出し、
「今までと同じように仕事の仕方をしていて、今後妊娠・出産できるのだろうか?」
「子どもがいる生活を想像していたけど、もし今後子どもが産まれなかったら、どんな生活をするだろう?」
という一抹の不安を抱き始めたのをきっかけに
これから自分の仕事の仕方とか生き方とか、どんな風に暮らしたいか、などを改めて考えるようになり、
「会社員として自分は今の会社で仕事でずっと働きたいのか?」
「結婚しても、子どもができてもずっと働いていくにはどんな風に働いていきたいのか?」
「別の仕事をするなら転職でもしてみようか?」
私もいずれ妊娠・出産したら、〇〇さんみたいな感じで働いていくのかな・・・
ぼんやりと自分の今後を想像しながら、時短勤務で働く周りの女性たちのことを見ながら、自分はどんな風に働くことができたら幸せなんだろうか
と自問自答を繰り返す日々が続いていました。
効率化したい / 自由になりたい /
本当に自分がやるべきことに集中したい
面倒なことや苦手なことを頼みたい
LINEを使って
「あなたにしかできない仕事」が
できるような仕組みや環境づくり
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自分がどんな価値観であっても
どんなことを言ったとしても
受け止めてもらえる。大丈夫。
つい先日そんな仲間と
仕事のこと・キャリアのこと
家族のこと、子育てについてなど
色々話す機会があって
自分の転機になった出来事を思い出した。
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何で自分ばっかり…職場の子育て女性”以外”に募る不公平感
私は当時、アパレル企業で店長として、それなりにやりがいもありつつ、わりと楽しく働いていました。
特に、繁忙期ともなれば、採用・応援要請・人事管理諸々・・”いかに人を集めるか” が至上の命題。人が集まらなければ、死亡・・・!
各社員の事情を考えながらも、最大限できることをやってもらえるように動きつつ、
そこに対する配慮やメンタル面のケアもセットで行いながら、自分はもちろん朝から夜遅くまで勤務は当たり前。
売上が取れる時期なんだから当然!と思ってやっていました。
一方、子どもがいる女性社員は、原則早番勤務。土日はどちらかもしくは両方休み。
「育児・子育て」という理由はあまりにも大きく、「自分の好きなように時間を決められるのは当然」そんな雰囲気すらあった。
一方、休日や連休時期、夕方以降や夜の勤務、忙しい時間帯や、期間に勤務するのは、男性社員や独身者、そして子どもがいない女性社員に負担が偏っていた。
「何で自分ばっかり・・・」
「私だってたまには早く帰りたい・・・」
声を上げることもできない、不満を抱えていることを外に出すこともできない、出していいものとも思っていない。
そんな”子育て女性以外の人たち”の”声にならない声”みたいなものも感じていた。
そんな思いを聞くのも、それを取りまとめるのも、調整するのも私の役目だった。
育児だけが他の事情よりも優遇される
突然ですが・・・
「資生堂ショック」という言葉をご存知でしょうか?
”資生堂ショック”という問題
https://doors.nikkei.com/atcl/wol/trend/15/103776/111100037/?P=2
https://www.getgamba.com/guide/archives/8040/
働き方改革・女性活躍推進という流れの中で、
女性が出産・育児を経験しても働けるように
「育児・子育て」だけが、大きく優遇されたことが
きっかけになった。
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どこの会社でも多くの女性に活躍してもらいたい
という変化の過程にあって、
こうした歪みが出てきてしまっていたのだろう。
その背景で、
本当の女性活躍ってなに?みたいな
問題もある
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当時の私は、それを受け止める気持ちの余裕もないし、それが解決されるまで待っているような時間の猶予も無かった。
自分が仮に出産して、育休取得後に復職したとしても、その後のマミートラック的な働き方も
したいと思えなかったし、
今度は、自分が同じように、
”それ以外の人”に辛い思いをさせるかもしれない、と思うと、その働き方はしたくなかった。
とすると、この環境でずっと働いていくのは、
ちょっと厳しいのかもしれないな。。。そんな思いが大きくなっていった。
休む理由が見つからない
自分のキャリア、ライフイベントについて、
長期的な目線で”ちょっと休んで考えてみたい”と思うようになった。
産休、育休、介護… といった
「家族のために何かをする」とか「病気のための治療期間」のための休暇はあったけれど、それ以外の休む理由が見つからない。
何か理由がないと休暇をとることも、やめることも何となくはばかられる。そんな状況だった。
働く人も働き方も、本当に多様になってきている中で、事情があるのは、子育てをしている女性だけではなく、
どんな風に働きたいか、人生の節目節目で、どんな風に働くのがフィットしているのかは、本当に人それぞれ。
一律に決められるわけじゃない。
一緒に晩御飯を食べたい子供や奥さんが、家で待っている男性だっている。
毎日一緒に晩御飯を食べられなくて、お子さんや奥さんが寂しい思いをしているかもしれない。
生理が酷くどうしても辛い時にでもその代わりを強いられる独身女性もいる。
子育てはいいのに、当人の体調管理で休むのは、本人の管理能力不足と思われる。
たまにはリフレッシュして休みたい、早く帰りたい、そんな独身男性だっている。
夜シフトばかりするのをきついと思っている女性もいる。
10人いれば10人それぞれの人生があり、それぞれに事情があるはずなのに、なぜ「育児・子育て」という理由だけが特別扱いされるのか。
夕方以降に保育をしてくれる場所を見つけることや、その場所を見つけるために調整をすることはとても大変だし、(いざ子どもをもってみると、本当にしんどいことがわかった。)
もちろん、それぞれ予定をやりくりして、色んな協力体制を作りながら努力をしているのもわかる。
だけど「育児をしている」という理由ならOK、特別扱いされるような雰囲気もあり、違和感を感じていた。
そしてそれはやがて「何で自分ばっかり」という不公平感や悔しさにまで繋がっていった。
とにかく何か仕事をストップしても良い、今の仕事を止めるに値する「正当な理由」を探し始めるようになっていた。
”とりあえず”してみた転職活動
当時の私には、会社員をやめるという選択肢はあまり無く
「正当な理由」=転職
ではないか、と思い、
在職時より転職活動を始めて
「別の働き方」を模索していた。
・勤務時間を少なくしたい
・役職を下げたい
・自分ができる仕事の幅を広げたい
何となくそんな感じの希望と、
自分の行きたい業界軸で考え、
在職中に転職活動を開始。
3週間ほどで第1希望の企業に内定した。
未経験ではあったものの、
これまでの経験や資質が使えそうで、
やってみたいと思える仕事だったし、
自分の新しいチャレンジだった。
だけど、いざ「本当にその会社に行くのか」
いよいよ決断を迫られるタイミングで
面接官(その会社に行くことになったら、後に上司となる人)が
ちらっと話していたことを思い出した。
「〇〇さん(ちょっと上の先輩くらいに当たる人かな?)は今時短で働いているから、もしかしたら、〇〇さんの仕事が結構回ってくるかもしれないね。そうやって覚えていって、慣れていってもらえたら・・・。」
言っている事はすごく良くわかるよ、そして悪気がないのも良くわかる。
だけどそれだと私にとっては、
職場が変わっただけで、同じことが起こるだけなんだ・・・
と理解した。
長い目で自分の人生を考えた時に、今私は何を大事にしたいのか?と考えたら、
・子どもを産み、育てたい
・治療優先に働けるようになりたい
「子どもがほしい」そのための環境を整えよう。
後悔だけはしたくないという一心で、内定した企業も結局辞退することにしたのでした。
仕事を「失った」子どもも「いない」
そんな状態に当時は激しい喪失感を感じていました。
「これで本当に良かったのだろうか…」
「もし子どもができなかったら、このタイミングでやめたことを後悔しないだろうか…」
「私はもしかしたら何かとんでもなく選択を間違ったんじゃ無いだろうか…」
私はもしかしたら何かとてつなく大きなものを失ったのではないか…
そんな”幻想”みたいなことをグルグルと考え、内定辞退の連絡を入れた日一睡もできずに朝を迎えた。
仕事を辞めなくても、妊娠・出産、子どもを持つことはできたかもしれない。
”たられば”はわからないけど、あのまま仕事を続けていたら、多分自分はやっぱり治療よりも仕事を優先してしまうタイミングも出てきたんじゃないか、と思う。
会社という組織の中では、自分でコントロールできる部分というのはとっても少ない。
仕事をセーブしたい訳ではないし、むしろしたい。
その時のやりたいこと、優先したいことに応じて、
誰かに許可を得たり、お伺いをしたりすることなく
仕事のやり方・時間の使い方を、
「自分で自由に」決めたい
時間を自分でコントロールできる様になりたい、
と強く思うようになった。
誰もが働きやすいフェアな環境に
ゴリゴリのキャリア志向というわけでもないけれど、ずっと働きたい。
働く以上、やることはやりたいと思っているし、しっかり貢献もしたい。
もちろん子どもや家族も大事にしたい。
そういう女性は多いはず。
だからこそ
「子供がいるから」を理由にしないようにしたい。
一律に考えてしまうと、全部そこで終わっちゃうから。
子育て女性は、こう、と一律に決めたら簡単。
実際は1人1人、状況や背景も全然違うから必要なことも全く違うのに。
女性か男性かとか、結婚しているか、していないかとか、子供がいるとかいないとか、時短とかフルタイムとか、関係なく
みんないろんな制限を抱えていて、事情や背景もそれぞれもある。
その一つ一つに対して
「じゃあどうしよう?」
の工夫をするところからしか新しいことは生まれない。
どんな時間の使い方をしてもいい。
人生のその時その時に応じて、色んな働き方があっていい。
ライフステージに応じて、考え方・価値観はどうしたって変化するもの。
そんな変化に対応しながら、柔軟に変わっていける。誰もが気持ちよく働けて、多様性のある環境に身をおきたいなぁと思うのです。
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