お絵描き漂流記 抽象画との出会い -4ページ目

コンビニでマスクを予約

台北に戻って2年半。
戻ってきた頃は世界がこんな状況になるとは想像さえしていませんでした。

先程家族4人(主人は不在)のマスクを予約するために、コンビニに行ってきました。

台北では健康保険に加入している人は外国人でも、マスクを供給してもらう権利があります。

先週は、薬局に二日間三十分ほど並んで、制限分の二人分ずつ手に入れました。

今回は新しいマスク入手法として、携帯でネット操作するかコンビニの自動機械で操作する方法が加わったのでやってみることに。

指定日は今日までなので長蛇の列と思いきや、機械には誰もおらず。店員さんに初めてだというと、最初に一緒に操作してくれました。

マスク購入のボタンを押し、健康保険カードを差し込み、連絡先の電話番号を記入。これだけ!
これを各カードごとに繰り返すだけ。出てきたチケットをレジに渡して精算して、後は電話番号に受け取りの知らせがくるのを待つだけ。

駅で切符を買うくらいの簡単さでした。

台湾本当にすごいです。あっという間にどんどん便利な方法が出てきます。

ちなみにこれで二週間に一度、一人9枚の使いすてマスクが手に入ります。しかも一枚5元(40円くらい)。

そして登録すればラインやFBに以下のようなお知らせも届きます。

台湾では軍艦内での感染がありましたが、それ以外は、海外から戻った人を除いて、いまのところ感染者が出ていない状態が続いています。

それでも公共機関ではマスクは必須、国民も不要なあつまりは避けている様子で経済的打撃は小さくないでしょうが、ここ二週間は安心して過ごせている印象です。

こういう非常事態に政治の実力が出るのだなと感心しながら、暮らしています。制限はありながらも、市中感染がない状態、徹底的に対策している政府、情報を積極的に公開している姿勢に、安心感があります。暑くなってきてマスク着用は辛いですけど、政府が頑張ってくれてるんだから自分も気をつけなくては、と思っている人も多いのではないかと感じます。

とにかく感染を封じ込めよう、マスクが足りなくなり、転売や奪い合いが起こらないように先手先手で準備をしてくれる台湾政府に感謝感謝です。

中から木が生えている家屋

来週新しい場所でのレッスンが入ったので、画材屋さんへ行ってきました。

自宅での抽象画クラス用の小さいサイズのキャンバスもついでに買っておこう、と選んでるうちに、あれよあれよと小さなキャンバス20枚、中サイズ数枚、新クラス用の紙30枚等など、えらい荷物になってしまいました。カートは持っていたのですが、ダメ元でこれ届けてもらえますか?と聞いたら「いいよ!」
その日のうちに、全て自宅に届きました。

画材も安いし、台湾いいなー。
特に今のところ新型コロナ対策がすごくうまく機能していて、控えめにはしているものの、外出もなんとかできています。



先月火曜日のスケッチで、南門園区に行った時、中正紀念堂駅からぐるっと回って歩くと、以前描いた景色が‼️ このお家、家の中から樹木が生えてるんです。

不自由な毎日

台湾は新型コロナ感染者数が三日連続でゼロでしたが、軍の船中から感染者が3人でたようです。

こんなにしらみ潰しに、政府が苦労して対策していても、出るときは出るのですね。それは仕方ない。本当にすごい感染力‼️

考えてみたら、一月の終わりに、大体的にテレビで注意がされ始めてからの二ヶ月半。ズンバや映画、友達との外食が一挙に減り、私自身の絵画レッスンも、少しですが影響が出始めました。(と言っても元々クラスはほんの少しだけですが🤣🤣)


2月はコラボの展示のための絵の制作に忙しくしていましたが、3月になって、イベントが無事終わると、プツンと糸が切れたようには何に対してもやる気がなくなってしまいました。

いや、もともとかなりオタク志向で、家で絵を描いたり、ビデオを見ているのが好きなので、そんなに大きく人生が変わったわけではないのですが、(^^;;



ただ、なんとなく目標というかゴールが見えなくなった感じがします。

本来なら六月に日本へ一時帰国し両親と会うこと、熊野古道も今年こそ行ってみようかな、夏は今年も地元でバイトできるかな、

それから今年こそはヨーロッパに戻って一ヶ月ほどスケッチ旅行をしよう、

などなど色々先の計画を考えていたのに、全てダメになりそうです。

そうして色んな計画が全てなくなってしまった今、毎日定期的に通勤しているわけでない私は、なんだか毎日を過ごす張り合いがなくなってしまって、うだうだと過ごし始めました。

新型コロナ問題が起こる以前は、それなりに目標を作って、、、今のままでは水彩も抽象画のクラスも人数が少なく、経済的に夫から自立できていない。何か別のこともしなくてはと焦っていたんです。日本語教師の面接を受けたり、アートセラピーのレッスンに活かせるようにと心理学のカウンセラー講座を通信で勉強したりしていました。


でも、このウイルスの脅威に晒されてからは、何よりも病気になったらおしまい、命に関わるかもしれないし、人にうつしてしまうかもしれないって思うと、とにかく疲れすぎないように、よく寝て栄養とって、、、そんなことで精一杯で来年の目標や計画なんてどーでも良くなったというか。。まあ結局、命>>>女性の自立 ですよね??笑笑


この状況がいつまで続くか分からない中、飛行機に乗って旅行することも、日本の両親と会うことも、今度はいつできるのか。

今までの自由に行き来していた事がどれだけありがたい事だったのか身にしみる一方、元の生活に戻れるにはいつか、もしかして、もうああいう日々ってもう戻ってこないのかな??なんて不安がふとよぎる。


こんな状態で、次にこうしよう、こっちもやってみようっていう意欲も無くなってる人、結構いるのではないでしょうか?普段そんなに意識していなくても、短期でも長期でも、次はこれができるように、という計画や目標がないと、生きる元気がなくなると思います。贅沢な悩みかもしれませんが。


最近は毎晩夜更かしする時間が長くなり、(Twitterにはまっています)レッスンのない日が増えたので、起きるのさえ辛く感じています。


時間って、あればあるほど無駄に過ごしてしまうようです。フリーランスの私はちょっと気をつけなければ精神的にも身体的にもバランスを崩しそうです。


危ない危ない!フランスでは長期の自粛のため家にいる時間が増え、抑うつ傾向の人が増えているそうです。気をつけなくちゃ‼️

どこかで毎日の楽しみを見つけられたらいいですね。


一昨年ワールドトレードセンターの上階で食べた北京ダック。みんなでワイワイ食べる事がめっきり減りましたー。