仏検準2級二次試験の様子 | Monsieur Jicoの語学チャレンジ

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Mandolinが趣味の、普通の社会人「Jico」です。英語&フランス語へのチャレンジ記録です。

$Monsieur Jicoの 仏語への挑戦


2012年春季の仏検準2級・二次試験を受験してきた。
結果は微妙なので、次回チャレンジのための備忘録にもなるため、記録を残しておくことにする。

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九州地方は昨日までの集中豪雨で、被害甚大の地域が多かった。
受験できるかどうかかなり気を揉んだが、翌日は雨も上がり、交通機関はほぼ通常通り。
無事に仏検二次試験会場に早めに到着することができた。
試験会場は、九州日仏学館。
集合時間まで、向かいにあるスタバで、「楽勝!」の例題の音声を聴くなど最後の悪あがきをした。

外に普通にいることができない猛暑日で、じっとしていても汗がしたたり落ちてくる。
そこで集合時間の30分前に会場に行くと、控室の表示がある部屋があったので、そこで一息。

同じ部屋にいたのは、大学生らしい女の子や、青年協力隊に従事している若い女性、上品なマダムなど。
つまり自分以外は全員女性。会場スタッフも女性。女性、女性、女性(笑)。
場違いな感じがしないでもなかったが、そのシチュエーションを楽しんでいると、スタッフがシールの名札を持ってやってきて、身分証明書と受験票のチェックを始めた。

試験室に案内されたのは、集合時間の10分後。


ノックして、「失礼します」と会釈。
部屋の奥に座っていたのは、中年の日本人女性だった。
裏返しになっていたAとBのカードのうち、Aを手に取るように指示を受け、彼女の真正面の椅子に着席。
まずは、公式問題集にのっているような注意事項を日本語で受け、説明が終わったら、これより先はフランス語だけとのこと。

そして、試験開始。
まず1分間でカードを見た。
絵は、美術館の風景。
左側の女性がガイドブックを見ながら絵の前に立っており、右側の男性はトイレに行こうとしている。

文章は・・・
まずい。
知らない単語がある。あやふやな単語もある。
何となく文意が頭にしっかり入ってこない。
焦ってきた。

まず朗読。
知らない単語の読みがわからない。適当に読んだが合っているかどうか。
エリジオンやリエゾンは意識して読んだが、してもよかった場所なのか自信はない。

次にケスチオン。

1問目と2問目は、はっきりと質問が聞き取れなかった。
ただ、疑問詞が何となく聞き取れたので、文章の中の該当すると思われるところを棒読み。
ただ、本当に棒読みなので、それで本当によかったのかどうか。

3問目と4問目。
左側に立っている女性は何をしているのか、という質問と、絵は何枚あるのかという質問。
この2つは取れたと思う。

5問目。
質問が聞き取れず、答えは絵の中にしかない質問なのに、苦し紛れに文章の中から適当に解答してしまった。間違いなく0点である。
帰りながら、あの質問はトイレに行こうとしている男性のことを聴いていたように思えてきた。
冷静に、10秒の時間を十分使って類推すればよかった。
だがあとの祭り。

最後の問題がさっぱりだったので、思わず「あ~こりゃダメだ!」とつぶやいてしまい、女性試験官も苦笑していた。

以上で試験終了。
試験室から出て、そのまま控室を素通りして解散となった。




やっぱり、どうも、合格するには点数が足りないような気がする。
そもそも、問題文の意味に確信が持てなかったし、一問は質問を聞き取れず、完全に落としてしまった。
他の質問に対する答えも怪しい。
これはもう、秋の一次免除を狙うしかないが、受験料が普通にいるのが痛い。
まあ、結果がどちらにころんでも、それが自分の実力なので甘んじて受けることにしよう。

この記録が、これから受ける人の参考になれば幸いである。