今回はまず、‶自分史の内容に迷ったら書くべき3つ″を挙げてみたいと思います。

 

一番初めに何を書いていいか分からないときも、この3つについて考えてみるといいかもしれません。下記です。

 

  

 

①      人生で、とても楽しかったこと

 

②      人生で、とてもつらかったこと

 

③      人生で、とても大きな決断をしたこと


 

 

上記の3点を核として書いていくと、それに付随する様々なエピソードを思い出せるのではないでしょうか。これらの感情が大きく揺さぶられたときのことを克明に記すことで、読者の興味や共感に繋がっていくと思います。

 

楽しかったこと、自分の人生で大きな決断をしたことについては、気分よく書き進められそうです。でも、②の「人生で最もつらかったこと」については、書くのをためらってしまうかもしれません。ただ、そのなかで間違いなく言えるのは、辛い経験をしたからこそ、それを乗り越えたからこそ今があるということ。つらい思いが自己成長につながるという意味では、自らを語るうえで避けては通れないことでもあると言えるかもしれません。

 

 

もちろん、それを踏まえてなお書けないこともあると思いますが、きっとそれも時が経てば書こうという思いが湧いてくるような気がします。どんなにつらいことでも、それが過ぎ去ってしまえば、いい思い出だったと考えられるのが人間だからです。

 

逆に言えば辛いことを引きずっているうちは、無理やり書かないほうがよさそうです。思いが強すぎて悲しみや嘆きがストレートに文章に反映されると、それを読んだ人が引いてしまうかもしれないからです。

 

波風のない単調な人生より、様々なことが巻き起こる波乱万丈の人生のほうが、後から思い返すと豊かで味わい深いのではないかと思います。というよりむしろ、単調な人生を歩む人など、ほとんどいないのではないでしょうか。ですからたとえ思い出したくないことが多かったとしても、あえてしっかり自分史に残すことをお勧めします。もちろん、過去を振り返る余裕ができてからでいいと思います。

 

 

 

 

画像をクリックすると、私たちが創っている

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どちらもインタビューをもとに構成しています。

 

(ご自身用はもちろんのこと、ご両親への

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今回は、「自分という人間を知るために書く」というのがテーマです。

 

「自分史」を書くということは、自分の生きてきた証を記すということです。この作業をすることにより、ほかの人にも自分の人生がどんなものだったのかを伝えることができます。逆にそれをしないということは、やがてあなたの記憶が肉体と共に消え去ってしまうということと同義です。

 

別にそれでいいと考える人も少なくないでしょう。が、自分しか体験できなかった自身の人生が埋もれ去ってしまうのは、なんだかもったいないというか、特に周りの人からすると寂しく感じる人も多いと思います。だからこそ心の豊かさが求められている昨今、何らかの形で書き残す人も増えているんですね。

 

そしてこれらの作業によって、自分という人間がどんな存在なのかがはっきり見えてくるのも、自分史を書く意義深さと言えます。自分のことは、知っているようで意外と知らないもの。それをあえて「文章」や「本」などの形にすることで初めて、気付くこともあるのではないでしょうか。

 

要するに自分の人生を再確認することが、その後の人生の何よりの羅針盤になります。その羅針盤に沿うことで、きっと豊かな人生に繋がっていくと思います。

 

 

歳を重ねるごとに、「自分の人生とは何だったのか」という問いの答えを探したくなるものです。もちろん簡単に答えを導き出せるはずもない永遠のテーマではありますが、「人生とは何か」という問いであれば、客観的事実としてなら答えられます。

 

人生とは、〝生まれてから死ぬまでに、身の回りで巻き起こる事柄の一連の流れ″です。

 

ということは、自分の人生が何だったかを知るにはまず、その一連の流れを把握することが大切です。そしてその流れを具体的に知るうえで最も効果的なのが、「自分史を書く」、ということなんですね。

 

逆に言えば「自分史を書けば、自分の人生が何だったのかの答えが見えてくる(かもしれない)」ということもできると思います。ただ、自分の選択は正しかったのか、後悔はないか、全ては必然だったのか──これらのことを考え自分史に書いたとしても、堂々巡りで答えは出ないかもしれません。

 

それでも、その部分に思いをめぐらすこと自体に、大きな意味があると思います。そのなかから生まれる納得感や悔しさといった感情こそが、「自分の人生とは何だったのか」という問いを考えるうえでの大きなヒントになるからです。

 

 

 

 

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前回、「自分史=人生の折り返し」という記事を記しました。それを踏まえて今回は、「2冊目、3冊目の自分史」について触れたいと思います。

 

一般的に「自分史」というと、〝人生の集大成的なもので一生に一度″と捉える人は少なくないかもしれません。しかし書き上げたあとも人生は続いていくわけですし、もしも人生の最後までを記したいと考えているのなら、一度仕上げた自分史をこまめに加筆・修正して更新するか、続きの自分史をつくる必要が生じます。

 

つまり自分史は小説や物語などと違い、「一度書いておしまい」というたぐいのものとは明らかに一線を画していると言えます。だからこそ将来的には1冊目の改編や2冊目、3冊目の制作に着手するというのも、頭の片隅に置いておくといいかもしれません。

 

 

実際、長い期間をかけて書き上げた自分史に、後から加筆・修正する人は多いそうです。それは自分史に愛着が湧いたり、書き上げた後に客観視することでよりよい表現が浮かんだり、自分の成長により考え方が少しずつ変わっていったりするからです。特にワードなどのテキストエディタで書かれたものなら、表現や言い回しを変えたり重複部分を削除したりするなどの編集作業が容易にできますから、ぜひ何度も改編を加えてどんどんブラッシュアップしていくことをお勧めします。

 

もちろん1冊目の内容はさておき、新たな切り口で別の2冊目を作ってみるのもいいと思います。一冊目で割愛したエピソードを追加したり、最初に書いたエピソードを異なる視点から面白おかしくなるよう表現を工夫したり、後から思い出したエピソードも書き加えたり・・・こうやって考えていくと、1冊目に載せきれなかったネタも次々と湧き出てくるのではないでしょうか。

 

それに、2冊目ともなると手順や段取りを理解したうえで書き進められますから、より気の利いた、より読者に配慮した内容にできそうです。その結果、家族への感謝や子供へのメッセージなど、読んでほしい人にしっかり内容が伝われば、それは素晴らしいことだと思います。ぜひ、「自分史」という超大作を、何冊かにわたって書き上げてみてください。


 

 

 

 

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