“捨てる”というと、いらない物を捨てるとか” 断捨離“など”物“に対してのことを思いつくと思います。
物以外にも
「意識の方向性」
「一時的に捨てる」
ということの重要性についてお話ししたいと思います。
今回は「意識の方向性」についてお話ししたいと思います。
自分は整体の施術をしています。
様々な患者さんが来院されます。
そんな中、必要のないことばかりに意識を向けている方がけっこういます。
どんなことに意識を向けているのか?というと
「他の患者さんの改善具合はどんな感じなのか?」
「症状が起こるメカニズムはどうなっているのか?」
「早く今すぐにでも症状を改善したい!改善したい!改善したい!」
・・・
などの感じです。
なぜこれらのことに意識を向けると改善しにくいのか?
「他の患者さんの改善具合はどんな感じなのか?」
他の患者さんと自分を比較しても置かれている状況や環境などが全く違うので意味はありません。
また、他の患者さんがどうしたこうしたとかを気にしたとしても自分の症状が改善するわけではありません。
芸能人がどうしたこうしたとか誰それがどうしたこうしたなどのことに対して野次馬根性的に興味を持っても何の役にも立たないということです。
「症状が起こるメカニズムはどうなっているのか?」
症状が起こるメカニズムを知っていれば参考にはなります。
メカニズムを深堀してネットや本で詳しく調べれば確かに知識は増えますがそれで症状が改善するわけではありません。
本当にメカニズムに興味があるというのなら、医療系の学校で学んでも良いとは思いますがそれと症状が改善するということは全く別な話です。
「早く今すぐにでも症状を改善したい!改善したい!改善したい!」
「症状を改善したい」ということを強く願うということは「今自分の症状は良くない」ということを強調してしまいます。
「症状を改善したい」という現実をさらに次の段階でも引き寄せるということになります。
で結局「症状は改善しない」ということになります。
ではこの場合どうしたら良いか?
少しでも良くなっている部分に意識を向けてゆくことです。
「前回よりも首のはりが軽減した」
「肩の可動域が広がった」
など良くなったことにフォーカスしてゆくとさらに良い状態を引き寄せることになります。
このように何に対して意識を向けるのか?によって現実は変わってゆきます。
必要のないことに意識を向けていることを捨ててしまうことが大切だと思います。
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