【例】親が足を骨折して入院した!①
こんにちは福祉現場で働く看護師です介護の制度やあれこれを書いていきます朝晩は冷え込みますねパキッと冷たい空気は好きですが寒いのは苦手です今日は例題にそってどんなふうに動けばいい?をご紹介していきたいと思います。例:親が急な入院をしたとき(例)・1人暮らしの高齢の親・転んで足を骨折、手術した。・退院後1人で生活できるか不安・子供たちは車で2時間程度の場所に住んでいる・同居は現実的に無理こんな感じの例に沿って考えてみます。これ、よくある相談事例の1つです。①病院との連携を密にする高齢者が入院し、今までと全く同じ状態に戻ることはあまりありません。体力や筋力が落ち、入院前よりも身体機能が落ちるのが一般的です。病院で行うリハビリは、体を完璧に元に戻すというよりも「何とか身の回りのことが自分で行える程度まで」などと理学療法士や作業療法士の先生がその人に合わせてプランを立てそれに向かってリハビリをします。また、病院側はできるだけ早めに次の場所(在宅?施設?転院?)を見据えて動き始めます。家族として、「入院したから安心!よろしく!」という気持ちだと退院が決まったときに、あたふたします。治療、リハビリが終われば退院です。慌てないように、病院との連携はしっかりとることをお勧めします。大抵の入院できる病院には・地域連携室・入退院支援室このような名前の病棟とは違う相談室があり看護師さんや社会福祉士さんなどがいます。こういったところに早いうちから繋がることをお勧めします。そして医師や病棟の看護師さんに「今後の見立て」を確認しましょう。例えば・今後は杖が必要でしょう・自宅に戻ってもリハビリが必要です・手すりを付けた方がいいですねこのような身体状況のイメージやアドバイスをもらえると思います。そして家族としての気持ち例えば・1人暮らしなので退院後が心配・家族は遠いので日常を支援するのは難しいそんな気持ちを素直に伝えてください。無理して「できます」って言っちゃうと「あ、できるんですね」って思われちゃいます。できないもんは「できない」でいいんですだって、遠方から毎日のようにご実家に通うって、厳しくないですか?ご自身の仕事や子育てだってあるかも。この物価高で、金銭的な援助だって厳しい。もしかしたらこれを読んで「冷たい」って思う人もいるかも。でも、無理して自分の暮らしや体、精神をすり減らして親のために、って頑張っても、遅かれ早かれ苦しくなります。自分ももう若くないぜひ「自分を1番大切に」する方法を考えてみてください。〇〇はできそうだけど、□□は難しいな。他の家族とも相談を必ずしてくださいね。「できない」なら「どうする?」ってみんなで考えていきます。1人で抱え込まなくて大丈夫。困ったら、病院でも地域包括支援センターでも相談できますよ。長くなったので続きはまた・・地域包括支援センターのことは↓『【介護】まずどこに相談する?』こんにちは福祉現場で働く看護師です介護の制度やあれこれを書いていきます介護は突然始まることもあるし「そろそろかなぁ」ってこともあります。今日は…ameblo.jp