Active learning salon「自分スタイル」主宰
マザーライフコンシェルジュの上坂真理(かみさかまり)です。
長男がスキー学校に行ってしまい、
昨日は寂しさMAXで次男と一緒に8時に寝てしまいました〜。
さて、今日の記事は・・・
ピアノ講師歴20年の私の立場から、
子供に何か教える時、ダメ出しをする時、
こんなアプローチが効果的だった!!
について書いてみようと思います。
例えば、漢字を習い始めた時、
一応字は合ってはいる、書き順も間違っていない。
だけど、ハネも止めはいい加減。
バランスもおかしい。
これを直したらもっと良くなるのに!!
私のピアノのレッスンで言うと、
楽譜通りに弾けている。
音も間違えていない。
だけど、わざわざ私の元へ習い来てくれているからこそ
プラスαの表現や音色の作り方、テクニックをマスターして欲しい!!
これをどーやって伝えるか??
今まで色々試行錯誤して来ました。
コーチングを学ぶ前は
自分はダメだしするのが仕事、効率よく実力をつけるのが任務!
っと思っていたので、
1回弾いたら即、
「えっと・・・今日直したいことはね・・・・」っと
ダメだしのオンパレードをして来ました。
私自身がそうやって育って来たし、
それで実力をつけ、音楽家となった。
生徒さんの中でも
この方式が合う子ももちろんいるんです。
1回弾いた後、嬉しそうに
「今日のダメなところはどこ?どこ直せば良い??」って。笑
昔の自分を見るようで笑ってしまうのですけどね。
でも、20年のピアノ講師生活の中で
そうじゃないタイプの子供もたくさーーーん居ることも知りました。
ホジティブ心理学の「強み」を学んだり、コーチングを学び
我が子で色々実験した結果、
今、効果が出ているやり方はコレッ。
未完成花まる作戦!!
「全部楽譜の音もリズム合っていたよ。自分で楽譜読めるようになったんだね!」
「強弱も先生、聴いてて工夫しているのが分かったよ。」
この時点で子供にとっては今日は◯GETだぜ!
っと思っているんです。
でも私はプラスα教えたいことがある。。。
おうちからも「今日は◯もらって来なさいよ!」のプレッシャーをかけられている子もいる。
このことについては、また別記事で。
そこで、未完成の花まるを描いて
どう思うー??って聞きます。
ほとんど花まるなのに、あと花びら2枚足りないなー。
「本当だね。
ほっとんど花まるだけど、あと2つの花びらがついたら素敵な花まるになるよね。
その2枚は先生がこれからレッスンで伝えたいことなんだけど・・・・」
っと言って
今日の課題を一緒に練習します。
そうすると、
「今日習ったこと、来週できたらホンモノの花まるになる?」
「花まる完成したいから、後1週間もう1度この曲やってくるわー」
っと子供達は言うのです。
いきなり、ダメ出しや課題を与えるより
今出来ていることにまずフォーカス!!
そして
プラスα何をやったら、次のステージに上がれるのか?
を明確にする。
この2本立てで、みんなの練習内容の質が上がって来ました!!
楽譜通りに弾けているのに、丸をもらえない。
時に△と書かれてしまう。(むかーしむかしは、やっていました・・・)
それではモチベーションが下がってしまう子が居るのは事実です。
しっかり、
子供達の今を認めてから!!
「せっかく先生のところに習いに来てくれて居るから、
もっと上手にさせてよ〜ん。それが先生のお仕事なのよ〜ん。」
と口説くと
「良いよー。もっと上手になりたいし!」
って、新たな課題に前向きになってくれます。
まりリサーチによると、
この作戦は5年生の子まで効果が出ています。
うちの4年生息子もまだまだ効果絶大です。笑
ぜひ、宿題の漢字練習。
いきなり「きたなーい!!」「ハネもトメも出来てないじゃん!!」
っとダメ出しする前に
「マス目いっぱいに書けているね」
「鉛筆の濃さが良いわ〜」
「ママに言われる前に宿題終わったんだー」
っと途中までの花まるを書いてあげてから・・・
どうしたらホンモノの花まるになるか??
っを教えてあげてみてください!!
ママも子供も気持ちよく過ごせて、
1人でも2人でも効果があったら良いなー。
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