こんにちは、macoです。

今日は、親から「ダメな子」前提で育った子は恋人も「ダメな子」

認定する人を選んでしまう？（経験談）

というお話をしたいと思います。

過干渉過保護で育てられた経験

私は過干渉過保護で育てられてきました。

何かをやろうとする度に親が先回りをしてやってしまう。

子供の頃は何にも感じていなくても、無意識のうちに

「自分は信頼されていない」「何もできない子なんだ」

と感じてしまっていたと思います。

よく、「あんたはバカなんだから」「どうせ何もできないんだから」

と言ってくる親の話も聞きますが、私はこんな風に分かりやすく

言われたことはあまりないのです。

分かりにくい親の言葉

じゃあどういう風に言われていたのか。

たとえば、私は小さい頃から絵を描くのが得意でした。

就職活動の時に親から言われたのは、

「あなたは絵を描くのが得意なんだから、

それを活かした仕事にしなさい。

事務職なんかどうせできなんだから。」

一見、才能を認めてくれているようにも聞こえるのですが、

実はこれも「お前は出来ない」という意味が込められていると思うんです。

「普通の仕事ができないんだから、技術職にしときなさい。」

向き不向きという上での選択は間違いでないけど、

これって、できないことが前提の発言になってませんか？

いいように聞こえるけど、

結局「できない」が前提になってるように感じます。

こんな感じで、分かりにくく言ってくる親もいるんですよね。

無意識に植え付けられた「無力感」

なので、子供にもその無意識が伝わって、

「自分は何もできない」「無力だ」

という前提条件が頭に叩き込まれちゃうんです。

恋愛における影響

そんな状態で成長して、恋愛をするようになると、今度は

親と同じ「ダメな子」

前提で自分を見てくる人を選んでしまうんです。

私の場合、

「君は一人じゃ何もできないから、僕が全部やってあげるよ。」

これって、一見大事にされているようにも聞こえるんですが、

やっぱり自分を「何もできない人だから」

という前提を持ってるんですよね。

男性からすれば、自分が助けてあげないと、

という良心の気持ちから言ったセリフだろう

ということも頭ではわかるのですが、

やっぱり一人じゃ何もできない

という前提の部分が気になってしょうがない。

このセリフを言われて嬉しい人もいるのかもしれませんが、

自己肯定感が低く、

自分に自信がなくて、ネガティブ気質な私からすれば、

全く嬉しくない言葉です。

ネガティブな受け取り方

しつこいようですが、世の男子にも届いてほしいので

2回言いますよ、

はい、

「本当に、全く、嬉しくないです！！」

彼女のためを思って言ってくれているのかもしれないのですが、

過保護過干渉育ちの自分は、この言葉に絶望しました。

この人も親と同じように自分を見てるんだ。。

私ってそんなに未熟で何もできない役立たずなんだ。。。

ネガティブに捉えすぎじゃない？

と思うかもしれませんが、

自分が大好きな人に言われるほど、

こういう言葉って傷つくんですよね。

親へのメッセージ

同じタイプの人を選んでしまう理由

選んだのはあなたでしょ？

はい、もちろんその通りです。

問題なのは、「親と同じ人を選んでる」というところ。

彼氏以外でも、

自分に絡んでくる男性はみんな親のように「できない人」前提で

自分を見てくる人でした。

「できない人」前提で、マウントをとってくる人、

「できない人」前提で、欲を満たそうとしてくる人、

「できない人」前提で、アドバイスをしてくる人、

そういう人を選んで引き寄せてしまうんです。

親へのメッセージ

今、子育てをしている親の方、

自分の子供が将来、

こんな目にあってもいいと思っていますか？

「あんたは何にもできないんだから」

と子供に言う親って、

自分に自信がないことにも気づかず、

その不安や不満を子供にぶつけて甘えているんだ、

という自覚もしていないんじゃないでしょうか？

面倒を見ているのは、親じゃなくて子供の方なんですよ。

子供は親に尽くそうとするから、

気づかないかもしれないけど、

子供は親のお守りをしてるんです、

あんな小さな体で。

もう、涙出ますよね

子供を信じて見守る

そんな子に育ってほしくなかったら、

自分の子に依存するのをやめて

信じてあげてほしいんです。

危なっかしいと思っても、見守っててあげて欲しい。

「大丈夫、できるよ。」

この言葉がその子の心の支えになります。

そして、こういう体験の積み重ねが

根拠のない自己肯定感が育っていくんじゃないかと私は思います。