こんにちは、macoです。

今日は、「楽しいだけの生きがいでは立ち直れない」

について語ろうと思います。

人生には生きがいってありますよね。

私にも創作活動（イラストを描いたりアニメーションを作ったりなど）

という生きがいがあります。

生きがいがあれば、何かあっても生きる希望になる、

そんなイメージがあると思います。

私もそう思っていました。

以前の記事でも紹介しましたが、

私の生きがいである創作活動が、幸せになる行為の一つであることを

参考になる動画とともに紹介させてもらいました。

『「創作行為でさらに幸せになる方法」の動画シェア＆感想』こんにちは、macoです。今回は、YouTube動画「創作行為でさらに幸せになる方法」と言う動画をシェアしながら、自分の経験とも比較して語ってみようと思い…

ameblo.jp

ですが、生きがいと言っても、

それが自分にとってどれほどのものなのか、

またはそれに対する感情によっても変わってくるんだなと実感しています。

私を例にすると、

私の生きがいはものづくりの創作活動だと感じていました。

これをやっていると、

元気になるし、楽しいし、交流も増えて

前向きな気持ちになれます。

趣味の延長でゆくゆくは作品や商品にして売り出せたら、

と思っています。

しかし、人生がうまくいかず、どん底の状態で辛かったり、

精神的に厳しくて、鬱状態になってしまっている時に、

自分の生きがいとしてきたものが、

必ずしも自分を支えるものになるのかというと、

そうではない、ということ。

先ほども言った通り、

生きがいが楽しいと感じるに越したことはないのですが、

これだけでは自分を支えるには弱いかもしれません。

これは私が感じたことですが（人によるかも）、

自分だけが楽しいと思えることだけでは力が湧いてこない

ということなんです。

実は以前までは、

そんなことはない、楽しいだけで十分だ！

と思っていました。

それくらい創作活動に没頭できていたからです。

ですが最近、孤独感が非常に増したな、と感じることが多くなってきました。

以前からうっすら感じていたのですが、

楽しかった創作活動に手をつけるのが億劫になってきたんです。

そして思ったのが、

個人的な満足だけでは人は物足りないと感じるのだな、と実感しました。

大義名分というか、人生を賭けた使命のようなものがないと、

「自分にはこれがあるじゃないか」とは思えない。

また、私の場合に限ってかもしれませんが、

人生最大の気づきを生かしきれていない事にも原因があるかと思うんです。

以前、この記事でもお話ししたのですが、

その人生最大の気づきとは、

「この世は幻想（夢）」という気づきです。

これは自分の中での気づきなので、

これが真実だ、などとは思いません。

もちろん、ただ脳がバグっただけでしょう？と言われても、

そうかもしれないと思いますし、勘違いの可能性も全然あります。

証拠も出せませんから。

なので、あくまで個人的な気づきです。

私は今まで、強い「べき思考」に囚われてきました。

何か絶対的なものがあるはずだと思っていました。

必ず正解があると思っていたし、

人が作った概念は幻想かもしれないけど、

今、この体（五感）で感じ取れるもの、

そのもの自体は確実にあるものだと思っていました。

しかし、それすら幻想だったという気づきを体験したんですよね。

本当に存在しているのは、自分の意識だけという事。

こうなると、全ての現象が嘘のようなものになるので、

変な話、全てに対してのめり込まない、という感覚で見ることもできるし、

この世は幻想と言われても、何も違和感が湧く事はなくなりました。

これが私の気づきなのですが、

もちろん自分の人生だけに、これを活かすこともできると思います。

ただ、それではこの気づきを活かしきれていない、

ということも薄ら感じるんです。

つまり、

もしこの感覚がみんなのベースにあったら、

もっと気楽に生きられるし、

ゆるく優しい世界になるんじゃないか

という思いがあります。

「私は、ゆるく優しい世界にするために、この感覚を伝えていく」

という少し大袈裟な使命を持っていないと、

自分を鼓舞するエネルギーにはならないな、と感じます。

自分でも壮大な使命だなと思いますが、

それくらいのものがあると、自分が存在している意味も見出せる気がします。

そしてもう一つの使命、それは

「過干渉過保護に育てられて

人生が生きにくいと感じている人を元気にする」

前者の感覚は、正直体験していないと伝わりにくいという点が

ありますが、こちらの問題は結構多くの人が体験していると思うんです。

自分が苦しんだことや、克服できたこと、

あのとき親にしてもらいたかったこと、

こんな子供を増やして欲しくないという親や大人たちへの思い、

そんないろんな思いを自分の体験も交えて伝えていきたい。

自分が孤独を感じている原因も、

突き詰めればこの問題にぶち当たるからです。

私はカウンセラーではないし、特別な資格はないので、

専門的なアドバイスや、誰かを治療することはできないけど、

私ってアダルトチルドレンかも？と悩んでいる人、

そんな人たちに、私もそうだし、

なんならまだ現在進行中で親と戦ってるよ！

という姿を見せながら、どんな風に考え生きているのか

参考にしてもらえたらと考えています。

この二つが生きがいを支える私の信念です。

生きがいの話に戻りますが、

確かどこかで、日本人の「生きがい」というものに対して

外国人が非常に興味を持っている、という事を聞いた事があります。

もしかしたら、「生きがい」の重要性は世界共通なのかもしれません。

自分が精神的にキツくなる状況がなければ、このことに気づくことはなかったと思います。

改めて、「生きがい」についてもう一度見直す機会があってよかったな、と思いました。

楽しいだけの「生きがい」では立ち直れない