母です。
医療機関でソーシャルワーカーとして勤務して20年目になりました。
常々思うこと。
治療継続と費用の問題。
救急搬送されたら、その人が支払い能力があるかどうかは関係なく治療が始まるのが日本。
意思確認ができず
代理の意思決定者もいない場合は治療コードはフル。
もちろん請求は患者さんにする。
払えない場合は生活保護の申請をすすめる場合もある。
私が常々思うことは
生活保護受給者は
医療を受けるにあたってとっても恵まれているということ。
受給者を批判するわけではないけれど、
制度の見直しをしなければ不公平だなと思うことは多々ある。
生活保護受給者は、社会保険に加入している人を除いては健康保険未加入である。
つまり、医療費は10割。
しかし、それを医療機関は患者に請求せず福祉事務所に請求する。
入院しても食費もオムツ代も自己負担することはない。
通院費用に関しても
公共交通機関での移動が難しいと医師が判断すれば移送費の名目でタクシー費用が請求できる。
でも、年金やパート収入などでギリギリの生活を送っているような患者さんは、
・通院費用が払えない
・仕事を休んでは生活できない
・入院費が負担できない
という理由で入院を拒み、治療を諦める人も多い。
関わっていて
とてもつらいなと思います。
最近は高額療養費制度があるから医療保険に入らなくてもいい、とSNSなどでも見かけますが
私個人としては少額でも備えておいたほうがいいのではないかなと思います。
とくに入院すると食費もかかります。
すでに窓口で限度額が適応された請求書をもって『高額療養費の制度が使えますよね?』と質問されることもあります。
経済的な理由で治療をあきらめるのはつらいですね。