前日
早めに寝たのもあってかなかってかと言うか
初老の俺は
どんなことがあっても6時までに勝手に
目覚めるので、
身支度を済ませて兄弟が起きるのを
日経電子版に目を通しながら待つ。
いざ出発。
小雨は降っていたが品川駅までの道は
横断歩道を渡るところ以外気にならない程度。
前日買った「相棒」を
駅前のコンビニで追加補充して
成田エクスプレスの乗り場へと向かう。
駅のホームのベンチに座り
氷の入ったカップに「相棒」を注ぎ乾杯
兄弟との旅の始まりの合図。
午前8:19分発の成田エクスプレスの出発まで
実に30分はあっただろうか?
前日に購入したおにぎりを食べ、アテを食べ
ながら朝から得体の知れない氷のカップを飲む
初老の二人組は。
大都会の出勤風景に目を丸くして
満員の電車に
ケツから乗り込む漢たちを見て
あの姿をあの人の大切な人に見せてあげたい
とかなんとか言いながら…
飲み交わす。
電車が到着。
兄弟の計らいで成田エクスプレスグリーン車に
乗り込むと
兄弟の席に女性が座ってた。
すみません、ここ私の席ですがと兄弟が言うと
謝ることもなく
我々と反対側の席に移動したのをみて
都会で生きていくのに
いちいち人に構ってたらやってられないんだろう
なと言うのを垣間見ると同時に。
ケツから満員電車に果敢に乗り込む事をせずとも。
品川から東京駅まで誰も特急券を確認しに来ないので
堂々とグリーン車に無料で乗ってるんやろって
思いながらも
酒を酌み交わし成田まで約1時間。
どんな田舎の国に行っても空港から1時間
かかる事ないところが多いから。
日本は狭いのに玄関まで遠いと思いながら
成田に到着。