彼女は息子に過保護です。
本人は必死に否定しますが、過保護です。
入試が必要な国立小学校に通うにあたって、バスで20分ほど。
そのバス停までは、信号一つほど。
にも関わらず、車でバス停まで毎朝送るのです。
信号一つなので、歩いて数10秒しかかかりません。
車に乗り込んで、エンジンかけて、車道に出るぐらいの時間を歩けば、とっくに着いてしまう距離です。
にも関わらず、車で送るほど彼女も歩くのが嫌いなのです。
例えば、スーパーの入り口に駐車スペースが無いと、空くまで待ちます。
どれだけ、他が空いていても。
それに、ゴミ出しも車です。
これまた、歩いて数10秒の距離ですが、重いのがイヤだそうでして。
で、話を息子に戻します。
帰りは帰りで、小学校の近くまで車で迎えに行く。
その為だけに、子どもに携帯電話を与えています。
校門から出たら子どもが彼女に電話をする。
そうすると、学校に見つからない場所で息子を乗せる。
送り迎えは禁止だからバレナイように。
食事も好き嫌いが激しく、
お茶は「爽健美茶」。
ペットボトルから、水筒に入れて持たせるそうです。
自宅で作る麦茶は飲まないので。
平日は早起きですが、休日は昼ぐらいまで寝かせせる。
「起こすのが可哀想」とのこと。
テニスにピアノ、学習塾へ通わせていても、
まともにやっているのはテニスだけ。
学習塾へ行っても、勝手に教室を出て遊んでいるそうです。
そういう態度でも全く叱らない。
なぜなら、小学校でも同じだから。
国立小学校の現実を知っている人には、言わずもがなですが、
居眠りや遅刻、学習放棄も「個性」で済ませちゃうんですよね。
ゆとり教育が行き届いた学校なので。
受験するから、世間はありがたがっていますが、
どうもそうじゃないですね。
世の中には、小学校受験専門の学習塾がありますが、
塾長がその学校のPTA会長してるから、入塾生の面接試験は完璧だよね。
だって、PTA会長は教諭と密接に関係しているよ。
彼女の息子も、その塾に通わせて、当然のように合格。
過保護な親って、子どものためならどんなことでもやるんです。
今は、中学受験を成功に導くために、必死です。