イスラエル軍のガザ侵攻の危機、ロシアのウクライナ侵略戦争の長期化など、世界は、民族やイデオロギー、歴史的な領土問題、武装集団の戦闘的な行動の先鋭化などを背景に、憎悪の渦に巻き込まれています。プーチンやハマスなど、表向きは、さまざまなリーダーや組織のせいになっていますが、世界を動かしているのは、本当に彼らの思惑だけなのかと思ってしまいます。
軍事産業や武器商人たちは、世界が平和で、武器やロケット、弾薬などが使用されなくなって新たに購入されなければ、商売は成り立ちません。私が生まれてからだけでも、ベトナム戦争、中東戦争、アフガンでの戦争など思い出せないほどの戦争が、ぽつりぽつりと続いています。そのたびに、多くの人々の命が奪われ、多くの血が流れ、そして戦争兵器が破壊され、ロケットや弾薬が使われなくなっていきます。兵器はなくなれば、きっと新しく購入することになり、軍事産業や武器商人は儲かります。彼らが、黒幕として、多くの戦争の現場で裏で暗躍しているのではないかと勘繰ってしまいます。
ドラえもんの魔法で、世界中の兵器や兵器づくりの工場がなくなってしまえば、人々は相手と直接戦わなければなりません。人間は、相手と向かい合った時に、そんなに最後まで暴力をふるえるほど悪ではないと思っています。そうなれば、戦争もなくなるのではないかと、そんな夢物語を描いてしまいます。核兵器禁止条約に、なぜ被爆国の日本は賛成しないのでしょうか。黒幕が動いているかもしれません。皆さんは、どう思いますか?