ついこないだまで学童を探していたはずなのに、
いつの間にか塾の検討になり始めました。
4年生になったら通うつもりなんだから、
今のうちに中学受験について情報を仕入れていてもいいだろう。
最初は軽い気持ちでした。
元々、私の実の兄が高校受験をした時に、自分はできれば中学受験をしたかった。
と後々になっても言っていたことが、ずっと私の頭の片隅にあったからです。
兄は元々頭が良かったのですが、家庭の事情でとても中学受験をできるような環境では当時ありませんでした。
ですが、高校受験でSAPIXに入った時、兄は開眼したと今でも言っています。
中学2年からととても遅いスタートだったにもかかわらず兄は難関校に見頃合格しました。
それをそばでずっと見ていた私は受験とはこういうもの。
世間でも名の知れた大学に行くにはこの程度の努力は当たり前なのだ。
ということを痛感した出来事でした。
進学受験校と大学まである高校と最後まで兄は悩んでいましたが、
親の希望もあり、そのまま高校、大学と進学しました。
兄は中学受験をし、高校で大学受験に挑戦したかった。
と今でも言っています。
なので、落ちても受かっても塾に通うなら中学受験は息子にはさせよう。
私の中でそれは人生の教訓から得た学びでもあり、息子にとって選択肢の多い人生を歩ませてあげたいという私なりの親心でした。
中学受験に関してはいろいろな親の考えがあると思います。
ですが、超個人的な考えですが、中学、高校のクラスメイトや環境がその先の人生に
与える影響は計り知れないと思っています。
挑戦させてあげられるだけの経済力と私の覚悟があるならば、結果やってダメだっだでもいいし、やらないよりはポジティブな結果があると信じて、元々中学受験は覚悟していました。
でもそれは4年生から。
ずっとそう思っていました。
でもそれは間違いだったのです。