(天使の神秘家・十字架のマグダレナの日記より)
今日、食事をした後に私は部屋で座り、9階級の天使に敬意を表すために、いつものように9つの主の祈りとアヴェ・マリアを唱えようと思いました
私は大天使を思い浮かべました
すると突然、私の目の前に、今まで見たこともないような厳しい顔をした大天使が現れました
「あなたは祈るために座った時
『私はもう疲れてしまった。でも5月までに永遠の世界で休むことができると思うと嬉しくなる』
と考えました
神から多くの苦しみを与えていただいているあなたが、どうして簡単にこの世を去りたいと思うのでしょうか?
私たち天使は神のご意志によって、神のために苦しむことは決してできないのです
もし私たちが人間に対して嫉妬という感情を感じることができるとすれば、それは人間が苦しむことができることに対してです
今からすぐにご聖体のところに行き、神から祝福されているこの貴重な苦難の人生を甘く見ていたことに対して赦しを願いなさい
そして告解するときには、神からの恩寵に対して敬意を払わなかった自分を咎めることを忘れてはなりません」
私は力を振り絞って教会に行き、泣きながら心を込めて神に自分を赦してくださるようにと祈りました
そして天使にもう怒らないようにとお願いしました
しかし天使は現れませんでした
私は十字架の前で主に祈り、私ができる限り悔い改めたことを天使に伝えてくださるように、私の弱さを憐れんでくださるようにとお願いしました
すると十字架のイエスが微笑んで私に深く頭を下げられたのです
私はイエスに寄り添いたいという強い思いがありましたので、同じように深く頭を下げました
私は自分の罪深さに落胆し、自分が苦しみからの解放を求めることがいかに間違っているかを認識しました
そして私たちが貧しい罪人のために神のご意志に忍耐強く従いながら苦しむとき、いかに自分の魂が神の愛と恵みのうちで成長するかを悟りました
私は十字架に付けられた愛(であるイエス)のご意志であるなら、長く生きて苦しみたいという熱烈な願望に駆られました
私は勇気を出してこう言いました
「主よ、どうかもっと長く生きて苦しませてください」
すると主は言いようのない優しさを持って私を見つめられました
その時、私はもはや十字架に付けられているイエスではなく、復活されたイエスを見、目を閉じるしかありませんでした
主が右手を上げられると、私の目の前に素晴らしく美しい天使が、今にも消えそうな小さな火を持って現れました
私は言いました
「ああ、主よ
どうしてこの熾天使(セラフィム)はこんな小さな光を持って現れたのでしょうか?」
救い主は優しく私に答えられました
「あなたは今日、早く死にたいと願ったのではありませんか?
この光はあなたの人生を象徴しています
早く消したいですか?」
私はハッキリと答えました
「主よ、今日でも何年後でも構いません
あなたの聖なるご意志が成し遂げられるのでしたら、その火を大きしてください」
主が力強いまなざしを小さな火に投げかけられると、その火はたちまち大きくなりました
そして私は
「愛する主よ
み心が天で行なわれる通り、地にも行われますように」
と申し上げました