(天使の神秘家・十字架のマグダレナの日記より))
(熾天使について)
そしてここに祝福された熾天使(セラフィム)の階級がいます
なんと言ったらいいのでしょうか
熾天使たちは愛であり、愛に仕えています
彼らは三位一体の神を礼拝し、賛美し、絶えることなく愛しているのです
彼らはそれ以外のことはできませんし、それが彼らの至福でもあるのです
彼らの愛は日ごと時間ごとに燃え上がり、その奉仕と賛美のために彼らを選んだのは、より大きな愛なのです
熾天使たちの崇高な働きを瞑想し、彼らのような愛に満たされたいと願わない心があるでしょうか
すべての愛の源である「永遠の愛」を愛するために、永遠の昔に創造された、すべての者の中でも祝福されたこの熾天使たちを羨ましく思わない人はいないでしょう
絶え間なく燃え続け、いつも永遠の愛に浸ることのできる熾天使たちは、なんという壮大な愛の犠牲なのでしょうか
熾天使たちの素晴らしさを思えば、この地上がいかに小さく、人間がいかに惨めな存在であるかがわかるでしょう
そしてこのことを瞑想する人は、創造主である神の完全さと、私たちを救うために御子を差し出された、その限りない愛を感じ取ることができるのです
私たちはこのようにして、天使たちに対する信心を通して神に近づくことができるのです
なのに、どうして天使たちはこれほどまでに大切にされず、愛されないのでしょうか?