(神のはしためルイサ・ピッカレータの「天国の書」第10巻より)
イエスを力づける唯一のものは「愛」です
(1911年3月26日)
今朝、私は自分の外にいた時、天の御母が赤ちゃんを抱いておられるのを見ました
神の赤ちゃん(イエス)は小さな手で私を呼ばれ、私は飛んで行って母なる元后のみ前に跪きました
するとイエスさまは私にこう言われました
「娘よ、今日はわたしたちの母と話をしなさい」
そして私は言いました
「天の御母よ、どうか教えてください
私の中にイエスさまを不快にさせているものはありますか?」
すると御母はこう言われました
「私の愛する娘よ、平和でいなさい
今は私の息子を不快にさせているようなものは何もありません
これからも決してありませんように
もしあなたがイエスの機嫌を損ねるようなことに遭遇しそうになったら、私がすぐにあなたに知らせましょう
母を信じなさい
恐れてはなりません」
天の元后はこう断言され、私は新しいいのちが吹き込まれたかのように感じて、こう付け加えました
「愛らしい私の御母よ、私たちはなんと悲しい時代にいるのでしょうか
どうか教えてください
イエスさまが司祭たちと再会することを望んでおられるというのは、本当に本当なのでしょうか?」
すると御母はこう言われました
「波が高くなり過ぎているからです
これらの再会は、教会が嵐による難破から救われるための錨、灯火、舵取りとなるでしょう
実際、嵐ですべてが水没してしまったように見えても、嵐の後には錨、灯火、舵・・・つまり教会のいのちを継続させるために最も安定したものがまだそこにあることがわかるでしょう
けれども・・・ああ、彼らはなんと卑怯で臆病で心が荒れすさんでいるのでしょう
ほとんど誰ひとり動こうとしないのです
彼らがノロノロとそこに留まっている間も、敵は休んではいません
そして彼らはもっと悪くなるのです」
それから更にこう言われました
「私の娘よ、愛によってすべてを埋め合わせしてください
あなたはたったひとつのことだけを大切にしてください
・・・それは愛すること
そのひとつの考え、ひとつの言葉、ひとつの人生だけです
・・・愛すること
もしあなたがイエスを満足させ、喜ばせたいと思うなら、イエスを愛し、イエスにいつも愛を語る機会を与えてください
それがイエスを力づけるための唯一の方法なのです
愛です
愛について話すように言ってください
そうすれば、イエスは祝福してくださるでしょう」
私は言いました
「私の優しいイエスさま、あなたは私たちの御母が言われたことをお聞きになりましたか?
私があなたに愛を求め、愛について話すように言われました」
そしてイエスさまは祝福され、愛の徳、高さ、尊さについて、人間の言葉では言い表せないような多くのことを話されましたが、ここで(書くのを)止めておくことにしましょう・・・・