(聖ジェルトルード「啓示の書」4巻/第15章)
(第15章)
修道院の共同体が亡くなった(修道者の)両親の霊魂のために祈った日曜日、聖ジェルトルードが彼らの魂の安息のためにご聖体拝領を捧げた時、彼女は暗闇の場所から膨大な数の火花のようなものが出てくるのを見ました
その中のある者は星のような形、またある者は別の形をしていました
そこで彼女がこの大勢の人の魂は、すべて亡くなった(修道院の修道者の)両親の魂なのかどうかと尋ねると、主は答えられました
「わたしはあなたの最も近い親戚であり、あなたの父、あなたの兄弟、またあなたの花むこです
ですからわたしの特別な友人たちはあなたのものであり、わたしはあなたの両親に対する祈りから、彼らを除外することができませんでした」
その後、聖女は主から特に愛されている人々のためにも絶えず祈りを捧げました
そして翌日のごミサの後、聖女は主がこう言われるのを聴きました
「わたしたちはこのごミサに来ることのできなかった人たちと一緒に食事(聖体拝領)したのです」
また別の年に、死者の聖務のための金が鳴った時、聖女はご聖体のように真っ白な子羊を見ました
その子羊の心臓の傷から、御血が聖杯に流れ込んでいました
そしてその子羊はこう言いました
「わたしは今、ここでごミサのために準備している魂たちのための身代わりになるでしょう」