十字架の修練(13)~聖ヨハネ1世教皇の教え~ | カトリックの神秘

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《聖ヨハネ1世教皇がマリー・ジュリーを訪れる。この亡命の地において私たち全員が殉教者です。危機にさらされている教会を救うためには勇気と血が必要》

 

(1878年9月19日マリー・ジュリー・ジャヘニーへの聖ヨハネ1世教皇の「十字架の修練」のメッセージ)

 

「神の親愛なる子供たち、あなたたちの魂の最も深いところに平和がありますように

私は牢獄で亡くなった教皇・聖ヨハネです。

私は神に私の魂を捧げました

私は神の大義のために追放され、牢獄で恐ろしい拷問を受けて苦しみました

私はイエス・キリストのみ名を否定せず,聖三位一体の教義と教会を擁護したので、私は(拷問によって)苦しみと痛みを受けたのです

 

私が殉教した後、多くの人たちが私に従って、手のひらに私と同じ(殉教の)冠を獲得しました。

鎖でつながれ、殴られ、食べ物も与えられませんでしたが、それだけでは私の殉教は終わりませんでした。

私は皇帝とその家来たちによって2度の尋問を受けました。

私の信仰を揺るがすものは何もありませんでした。

私は神の聖なるみ名を魂に刻み、同時に、迫害され亡命中であった聖なる教会の教えを保ちました。

この2つの想いが、私に死を受け入れさせました。

尋問の後、私は殴られ、最も恐ろしい拷問を受けました。

長い(この世での)亡命の後、私の殉教を全うさせるものがそこにありました。

私は手と足を縛られ、激しい乱打され、そのあと鎖で首をぶら下げられました(つまり絞首刑?)。

それは亡命の地(すなわちこの世のこと)の牢獄で行なわれたことであり、私の魂は、永遠の報酬を見るために(天国に)飛び立ちました。

 

さて、主を代表して一言話します。

 

わたしたちは皆,神のみ旨によって決定された方法で,この地上の殉教者となります。

私たちは亡命の地(この世)に置かれていますが、彼ら(神の敵)は神と宗教、そして教会を追放したいと願っているので、今日の迫害は今まで以上に大きくなっています

彼らはキリスト教を(この世の)法律の下で破壊することを望んでいます

キリスト者は彼らにとって大きな脅威だからです

ですからあなたの武器、つまりあなたの勇気を準備しなさい

与えられる打撃は、その反響(効果)によってさらにひどいものとなるでしょう

教会は危機にさらされています

神の教会を救うためには、勇気と血が必要です

主はあなたに重い十字架を与えるでしょう

しかしそれは、大きな打撃からあなたを救う十字架です

主の十字架を運ぶことを喜んでください

 

 

聖ヨハネ1世教皇

 

 

 

 

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