《聖ヨハネ1世教皇がマリー・ジュリーを訪れる。この亡命の地において私たち全員が殉教者です。危機にさらされている教会を救うためには勇気と血が必要》
(1878年9月19日マリー・ジュリー・ジャヘニーへの聖ヨハネ1世教皇の「十字架の修練」のメッセージ)
「神の親愛なる子供たち、あなたたちの魂の最も深いところに平和がありますように
私は牢獄で亡くなった教皇・聖ヨハネです。
私は神に私の魂を捧げました
私は神の大義のために追放され、牢獄で恐ろしい拷問を受けて苦しみました
私はイエス・キリストのみ名を否定せず,聖三位一体の教義と教会を擁護したので、私は(拷問によって)苦しみと痛みを受けたのです
私が殉教した後、多くの人たちが私に従って、手のひらに私と同じ(殉教の)冠を獲得しました。
鎖でつながれ、殴られ、食べ物も与えられませんでしたが、それだけでは私の殉教は終わりませんでした。
私は皇帝とその家来たちによって2度の尋問を受けました。
私の信仰を揺るがすものは何もありませんでした。
私は神の聖なるみ名を魂に刻み、同時に、迫害され亡命中であった聖なる教会の教えを保ちました。
この2つの想いが、私に死を受け入れさせました。
尋問の後、私は殴られ、最も恐ろしい拷問を受けました。
長い(この世での)亡命の後、私の殉教を全うさせるものがそこにありました。
私は手と足を縛られ、激しい乱打され、そのあと鎖で首をぶら下げられました(つまり絞首刑?)。
それは亡命の地(すなわちこの世のこと)の牢獄で行なわれたことであり、私の魂は、永遠の報酬を見るために(天国に)飛び立ちました。
さて、主を代表して一言話します。
わたしたちは皆,神のみ旨によって決定された方法で,この地上の殉教者となります。
私たちは亡命の地(この世)に置かれていますが、彼ら(神の敵)は神と宗教、そして教会を追放したいと願っているので、今日の迫害は今まで以上に大きくなっています
彼らはキリスト教を(この世の)法律の下で破壊することを望んでいます
キリスト者は彼らにとって大きな脅威だからです
ですからあなたの武器、つまりあなたの勇気を準備しなさい
与えられる打撃は、その反響(効果)によってさらにひどいものとなるでしょう
教会は危機にさらされています
神の教会を救うためには、勇気と血が必要です
主はあなたに重い十字架を与えるでしょう
しかしそれは、大きな打撃からあなたを救う十字架です
主の十字架を運ぶことを喜んでください」
聖ヨハネ1世教皇