初代キリスト者の生き方 | カトリックの神秘

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『初代キリスト者は練粉の中のパン種のように、静かに世の中を内側から聖化させることに成功した

二世紀の「ディオグネトスへの手紙」は次のように美しく記している

「魂が身体に存在するのと同じように、キリスト者はこの世に存在する

魂が身体の各肢体に行き渡っているように、キリスト者は世界中の都市に散っている

・・・・目に見えない魂は、目に見える身体によって守られている

キリスト者は世に居ることは知られているが、その信心深さは目に見えない」

外見上、それは教会の目に見えない働きと思えた

なぜならキリスト者は特別なことはしていなかったからである

特有のユニフォームを着ていたわけでもなく、公の中で妙なことをしていたわけでなかった

「ディオグネトスへの手紙」は次のように説明している

キリスト者は住所、言語、習慣の点で他の人たちと異なっているわけではない

独自な都市に住み、独特な言語を使い、変わった生活を送っているわけでもない

・・・・各々定められたところに従ってギリシャの都市、もしくは異邦人の都市に住み、衣服、食物、その他の普通の生活様式に関しては(すべて)その国の習慣に従っている

彼らはすばらしく、実に感嘆すべき生活方法を示している」

キリスト者の祖先の成功はすさまじかったので、異教徒の権力者は(キリスト)信者が魔術や秘密や陰謀者たちの巨大な組織に頼って目的を果たしているのだと非難したくらいである」(スコット・ハーン/聖ヴィンセンシオ神学校座長)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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