MESSAGE -LOVE- -14ページ目

MESSAGE -LOVE-

恋をしてる君、貴方に贈る、メッセージ。
切なく、甘い、ポエム集..!

--次の日

翔は、意外にも普段通りだった。

「ねぇ、莉奈..」

気まずそうに話し掛けたからなのか、

何の話か理解してくれた。

「翔は、直樹の事引き止められなかったって

 後悔してるんだよ」

「やっぱり、そうだよね…」

「今はほっとくのが一番だよ」

「なぁなぁ。白河、渡部っ」

会話を遮ったのは、

バドミントン部員の橋本利久(はしもと りく)

「今日ステージ借りるからよろしくな!」

橋本君はよく伝言係にされてる。

いつもは絡むのだけど
今日は正直、翔が気になった。

「おい、白河っ?怒ってんのか?」

「ち、違うよ!ちょっと考え事してただけだよ!」

「そっか、」

そう言って、
いつもの笑顔を残して去っていった。

「ねぇ。結愛」

「ん?」

「橋本君て、モテるけど付き合ったことないらしいよ」

「へ~ぇ。」

この時私は翔を見てた。気になって仕方なかった。
笑ってるけれど、無理してない訳がない。
話しかけようかな..でもな。

--やっぱり話しかけよう。

「..あの、翔?」

「何?」

「何って聞かれると..」

歯切れが悪い私に、翔も良い気はしないらしい。

「白河、何だよ?」

「や、やっぱ何でもないよ」


「あのさ。」

珍しく、翔が私を呼び止めた。

「昨日のことなら、お前は気にする必要ないから。」

「う、うん。」

気にするなって、そんな無茶な。

でも、私には、そっとしておくことしか出来なかった。
他には何も、出来なかった。