情報リテラシー論講義、第十一回目は「ラジオと音声認識技術の進化」についてです。
最近ではiTunesのPodcastやツイキャスなど、素人でもラジオ配信が可能な時代です。しかしそんな傾向とは反対に、私たちの世代でラジオをよく聞くという人はあまり見かけませんが、なんとNHK放送文化研究所の調べによると16歳~19歳で1日にラジオを15分以上聴く人の割合は0%なんだそうです。少ないだろうという予想はしていましたが0だとは思いませんでした。
しかし一方でテレビよりラジオを聴くという人は一割いるそうです。自営業などで店先に立っている時などにラジオを流している、といった人が多いそう。けれど一割はいるといっても少ないので、やはり1990年代からラジオの売り上げは落ちてきています。そうしたラジオ離れに伴って放送局側も聞いてもらおうとラジオの収録しているスタジオ側をUstreamで生中継しているFM局などもあるそうです。
ラジオを聴かなくなっているというのは日本の話だけではなく世界的にもリスナーは減ってきているようで、なんとノルウェーではFMラジオを終了宣言されたそうです。つまり国全体でラジオ放送がなくなってしまうということです。これは世界初の試みで、2017年には完全に全国デジタル移行となるようです。全くなくなってしまうというのは驚きました。ラジオが見たこともない過去のものとなってしまうのも近いのかもしれません…
ラジオは自分がいる地域の放送しか聞けないという難点がありました。けれどそれは2014年から開始された「radiko.jpプレミアム」という有料サービスによって全国の好きな放送を聴くことが可能となりました。これは2010年より開始された「らじこ」というサービスから派生したものです。オンエア中の曲をレコチョクでも購入可能というサービスも今年9月から始まりました。
ここからは音声認識技術についてです。
2008年、音楽を流すとそれを認識して検索してくれる「SHAZAM」がリリースされました。Googleは音声翻訳のiPhoneアプリをリリース。そして2010年には鼻歌でも音楽を検索してくれるアプリ「soundhound」というアプリが登場しました。
どんどん音に対する認識技術が上がっていく中で、2014年にはSkypeで会話した音声を自動翻訳してくれる機能が開始されました。違う言語圏の人で、共通言語がなくても内容を翻訳してくれるので意思の疎通が可能になりました。グローバル化の進んだ現代ならではの追加機能だなと思いました。