太陽活動が活発し過ぎてフレア爆発の影響で磁気嵐が何度も発生し、コンテスト期間に重なってしまったことがあった。今年も10mと15mのコンディションが良いことが多く楽しめた1年となった。しかし、11月以降は10mが落ち込み、特にEU方面ができなくなりWW CWでは昨年の局数を大きく下回ってしまった。自己記録を更新できたのはWW RTTYだけとなった。
CQ WWではクラシック部門での1位を目標にしているがWPX RTTY,CW,WW RTTYの3つだけで2位が多い。新設されたオールアジアの24時間部門はCWがRawスコアでは1位となっている。この部門はCQ WWのようにオーバレイにしてもらいたいものだ。
結果が発表されたものとRawスコアが公表されているもので3位以内となったコンテストは以下の通り。
CQ WPX RTTY(ABHP Classic) 7位(Classic 1位)
ARRL DIGITAL (ABLP) Raw1位
World Wide Digital(ABLP) 1位
World Wide RTTY (ABHP Classic) Raw1位(Classic Raw1位)
WAE RTTY(ABLP) Raw2位
ARRL DX CW(ABHP) 3位
World Wide WPX SSB(ABHP Classic) 5位(Classic 2位)
World Wide WPX CW (ABLP Classic) 5位(Classic 1位)
ALL ASIAN CW(ABLP24) Raw1位
ALL ASIAN SSB(ABHP24) Raw3位
IARU(ABCWLP) Raw3位
IOTA (ABLP CW 12Hours) 1位
World Wide SSB(ABHP Classic) Raw5位(Classic Raw2位)
World Wide CW(ABLP Classic) Raw6位(Classic Raw2位)
コンテストQSO数
SSB 5,104
CW 6,595
RTTY 3,104
DIGI 1,139
トータル 15,942
通常QSO数 約450
通常QSOのほとんどがFT8によるQSO。DIGITALのエンティティは順調に増え、コンファームで309となった。RTTYはNEWなし。CWは5つ増え現存で308になった。SSBはNEWなし。
予報では強風となるみたいだが天気は悪いがまだ風は強くない。磁気嵐がまだ発生中でのスタートとなった。最初からランでスタートしたものの全然呼ばれない。数分に1局のペースでCAとAZしか呼んでこない。11時を過ぎると北米は終わってしまったので南向けでランしたが数局程度。
午後のEUは夜明けとともに西側に移動していく。しかし、いつも強いZone15,20の局でも信号が弱い。ほとんどがZone16のロシアでマルチが全然増えない。当地の日没は16時19分で日没後20分くらいで信号が弱くなりQSOできる状態ではない。強い局を呼んでも応答なし。予定よりかなり早めに終了。
日曜日は前日よりコンディションが悪く北米は西海岸がやっと。10時前には終わってしまった。午後のEUも信号が弱くナンバーの受信にお互い苦労した。風が強くなりタワーを下げて運用終了。
月曜朝は7時から再開の予定だったが強風のためタワーを上げられず様子見状態。しばらくすると風が少し収まってきたのでなんとか21mまでタワーを上げて運用再開。しかし全然呼ばれない。8時くらいになると東海岸が呼んできてNJ,NY,PAができZFも呼んできた。しかし数局止まり。あとは空振りCQが続く。
磁気嵐は土曜日の昼くらいに終了したみたいだがコンディションは回復することがなかった。この時期はEUができない分、北米でカバーするのだが今回は北米も不調でいいところなし。
SingleOP CW LowPower
QSO: 495
Multi: 73
Score: 144,540
Time: 15h 09m
Log: DXLog.net 2.6.23
数日前まで磁気嵐が起きていて回復したかと思ったがコンディションは悪い。10mでランしてもポツポツとしか呼ばれずレートが40Q/h台と悪い。そして1時間もしない内に呼ばれなくなり15mにQSY。こちらも同様で続けて呼ばれることがなく空振りCQが続く。11時半まで粘って20mにQSY。Zone3だけだが少しだけ呼ばれ1時間で終了。
午後は14時過ぎから再開したが15mはZone16止まり。10mも同様でかろうじてZone15と20が数局呼んできた。10mは日没になると途端にできなくなる。ウォーターフォールでは信号が見えているがQSOできる状態ではない。ハイバンドのコンディションが悪いので20mに期待したが全然ダメで信号すら聞こえない。
夜間の40m北米はペースが悪いものの向こうが夜明けとなるまでの3時間でき、なんとかZone1,3,4,5,8を確保。数局だがZone14,15,16が呼んできた。まだ向こうはお昼だというのに。予定より1時間も早く23時には呼ばれなくなり初日は終了。ハイバンドのEUが不調だったため昨年より局数、マルチともかなり少ない。
日曜朝は6時前から再開。夜明けまで40mのEUを狙うがパワーが足りず届かない局が多い。7時からは15mにQSYし北米向けにランするもさっぱり呼ばれず。7時半に一旦10mをやるがまったくできず東海岸がオープンしない。しかたなく15mに戻る。こっちの方が東海岸からも少しは呼ばれる。結局10mは開けず、ずっと15mでペースが上がらないまま続ける。午後も前日同様かそれ以下のコンディションで推移する。
月曜朝は7時過ぎに10mがオープンしてきたのでラン開始。すぐに呼ばれ出しやっと途切れなく呼ばれる。瞬間最高レートが290Q/hを超えた。ただ1時間しか持たずあとは2、3分に1局のこともあり、そのまま終了。
コンディションが良かったという声もあるが、当地ではハイバンドのコンディションが良くなく局数、マルチとも昨年を大きく下回った。10mでZone14ができなかったのはショック。EU方面がどのバンドも不調だったのがスコアに大きく影響した。南米、オセアニアもいつもより参加局がいなかったのかオープンしなかったのか全然できていない。K-indexが高く電子フルエンスがずっと高かったので高緯度地域は不利だったと思われる。
SingleOP AllBands LowPower(Classic)
QSO: 1160
Points: 3143
Multi: 247
Score: 776,321
Classic Score: 642,994
Time: 26h 11m
Log: DXLog.net 2.6.10
【40m】
夕方は南米を数局できたくらいで北米はできず。20時半過ぎから北米向けにランするもほとんど呼ばれず。21時を過ぎるとやっと少し呼ばれるようになる。1時間ほどで向こうが夜明けとなり終了。東南アジアとオセアニア方面は出ている局がいなく局数、マルチとも伸びず。早朝のEU方面は2日間とも起きれず少数にとどまる。
【20m】
このバンドは年々できなくなっている。特に北米方面がまったくできず。EUとやっている時間帯に聞こえているがQSOできず。M/Mのペディション組が数局聞こえたがWのパイルがきつく突破できず。今年はとうとう100局以下となってしまった。開けると一番マルチができるバンドなのに最低の結果。今年もVEすらできない。運用時間調整のため深夜帯は休憩にしているので、この時間に運用するとEUが少しはできるのだろう。
【15m】
10mが早く終わったので11時前にはQSY。北米方面のコンディションは良さそうなのに続けて呼ばれることが少なく1時間で終了。2日目は9時半には10mからQSYしてきたが低調な呼ばれ方。初日の夕方のEU方面はまったく呼ばれず、信号も弱い。2日目も同様でいつもできているEUのマルチで取れこぼしが多い。月曜朝の北米方面は東海岸がオープンし順調に呼ばれ、カリブからも数局呼ばれた。なぜか8時前に突然呼ばれなくなる。
【10m】
バンド中が賑わっている割にはパイルとなることが少なく1時間半で151局と低調。夕方のEUも信号が弱く1時間に30局程度と初日は期待外れ。日曜朝は7時過ぎから北米がオープンしやっとレート良く捌けたが2時間弱で終わってしまった。夕方のEUはやっと呼ばれるようになったが弱い局が多く、久しぶりにEUのぐちゃぐちゃパイルとなった。指定してもお構いなしに呼び続ける局が多くレートが悪い。それでも17時台に153局できた。月曜朝の北米方面は15mで呼ばれなくなったため8時にQSY。一時パイルとなり10レートの最高493Q/hを記録した。400後半までいったのは初めてと思われる。
【総括】
目標とした2000局は初日の不調を最後の2時間で挽回しなんとか達成できた。しかし15mのEUが不調だったのと20mがまったくダメだった影響でマルチが非常に少なくスコアとしては昨年を下回る結果となった。時間帯での最高は月曜朝7時台の15mで177局。今年も10mが良かった分15mが低調だった。また東南アジアとオセアニアからの参加局が少ない。近年ゾーンができなくなってきている。昔は2、34、40以外はほとんどできていたのに30にも届かないことが多くなった。特にアフリカ方面はまったくできていない。
SingleOP AllBands HighPower(Classic)
QSO: 2,026
Points: 5,862
Multi: 285
Score: 1,670,670
Classic Score: 1,344,840
Time: 26h 06m
Log: DXLog.net 2.6.21
10mは北米方面がわずかにオープンした程度で強い局と弱い局の差が大きい。EU方面は強力な常連局くらいしかできなかった。15mは少しは良かったが全体的に信号が弱い。オープン時間も短くEU方面は18時過ぎには終わってしまった。西日本ではもっと遅くまでオープンしていたようだ。
40mは北米の参加局が少なくほとんど呼ばれず、国内局が半分以上。20mは日中は静かで夜間に少しできただけ。全体的にオセアニア方面は参加局がいなくYBが数局できたくらいで、いつもは数局出ているDUとは巡り合えなかった。エリアがマルチとなっているVKは1局できただけ。
金曜日に太陽フレア爆発のMクラスが2回あったので影響を心配していたら土曜日午後から軽い磁気嵐が発生し、日曜日夕方まで続いたためEU方面が全然ダメだった。その影響でエンティティマルチが全然伸びなかった。
昨年より10mがダメだった分、20mで少しできたので局数では上回ったがマルチが少なかった。なんとかスコアでは昨年を超えることができた。
最高齢は90で最年少は20だった。感覚的には平均70前後で少子高齢化が進んでいる。RTTYに不慣れなのか呼んできたのに応答しても延々と呼んでくる局がいる。結局QSOは成立しなかった局が数局いる。どのバンドもコンディションが低調な時はSO2R勢にはかなわない。
SingleOP AllBands LOW Power
QSO: 648
Points: 1,771
Multi: 174
Score: 308,154
Time: 22h 13m
Log: DXLog.net 2.6.21