昭和41年(1966年)08月18日に電信級アマチュア無線技士(現在の第三級)の免許を取得したのを機会にアマチュア無線局「JA1ULF」を開局しました。29年後の平成07年(1995年)10月31日にJA1ULFのコールサインが仕事の関係で再申請を怠り失効となった。
その後、JA1ULFのコールサインは他の方に移り、友人の勧めもあり平成24年(2012年)09月28日にJH1LMDのコールサインを取得して、アマチュア無線を再開局しました。
平成16年(2004年)ごろから、旧コールサインの割り当てを無線局等情報検索したが、JA1ULFの検索結果は「1件」というのが18年間続いた。
旧コールサインの復活については、JARLの「旧コールサインを復活しよう!」を参照ください、
平成02年(1990年)に電話級→四級、電信級→三級へと「無線従事者の資格再編」が行われ、当局は電信級から第三級になった。翌年「日本アマチュア無線振興協会」が設立された。
平成05年(1993年)から本格的に「三級、四級アマチュア無線技士の養成課程」がピークをむかえ、アマチュア無線人口は、平成06年(1994年)末で136万人超となり、元祖アマチュア無線大国であったアメリアを抜いて日本は世界一のアマチュア無線大国となった。
JA、JH、JRとアマチュア無線の割り当てられたコールサインは、JE、JF、JG、JI、JJ、JK、JL、JM、JN、JP、JQ、JS、7K、7N、8J、8Nと関東エリアでは割当てが飽和状態になっていた。
その結果、JA1(関東)とJR6(沖縄県)を除くコールサインの再割り当てを平成06年(1994年)から順次開始された。
平成15年(2003年)からJA1が再割り当ての対象となり、当局が再開局しようとした時点でJA1ULFは、すでに他の方に再割り当てされていました。
旧コールサインにこだわるのは、単なる懐古趣味と一笑されるかも知れません。まさにその通りでしょう。
しかし当局にとっては学生時代を過ごしたコールサインで、社会人になってからも144MHzSSBのモービル運用、CQ誌、ハムライフ誌、モービルハム誌への寄稿、ロールコール、JARL周波数委員会など、JA1ULFとしての29年間の軌跡でした。
今年に入って久々に検索すると「検索結果が0件です」となり、さっそくJH1LMDとして再免許を怠っていた「移動局」の免許で「旧呼出符号希望」を記入して、令和4年(2022年)01月28日に開局申請をしました。
ところが令和4年(2022年)02月22日に審査が終了し、届いた免許状には無情にもJH1LMDのコールサインが記載されていた。
慌てて関東総合通信局アマチュア局担当((03)6238-1937)に電話で問い合わせると、「同一管内で複数の識別信号は割当てできない」ので、すでに「固定局」として割当てられたコールサインJH1LMDが適用された」とのことであった。
平成24年(2012年)09月28日に取得したJH1LMDでは、DXCC146エンティティー/378スロットを取得し、当ブログ、Facebook、Twitterでの交流もある。果たしてJA1ULFにこだわるのか?否か?
1週間悩んで結局、固定局、移動局ともに旧呼出符号「JA1ULF」への「無線局の変更申請(届)」を令和4年(2022年)02月28日に申請した。
令和4年(2022年)03月22日に審査が完了して、04月01日にJA1ULFの識別信号が記載された無線局免許状が届いた。
平成07年(1995年)以来、27年ぶりの復活である。今後はJH1LMDではなくなるので、JARLの手続き、DXCCの件、所属クラブへの周知、当ブログやSNSの変更を一つずつ解決しなければならない。
JH1LMD/exJA1ULFからJA1ULF/exJH1LMDになりました。
当局は旧コールサインの復活にこれほど時間がかかると思わなかった。諸OMには、仕事や他の趣味でアマチュア無線を忘れている方もおられることと存じますが、多少の迷いがあったとしても、取れる時に「旧コールサイン」を復活されることをお勧めします。
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