移動運用の合間を縫って、無線とは全く関係ないが、八丈島の大里地区に代表される「玉石垣」の道をJE1GDY局が案内して下さった。

 
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歴史を感じさせる静かな小道が、陣屋跡一体に残っていた。この地域に限らず、八丈島では古い石垣が随所に残っていて、そのまま民家に利用されている。
 
江戸時代の流人が、海辺から丸石を1個運ぶとオニギリ1個を貰えた・・・という話も残っていました。
 
八丈に流された流人は、武士階級の政治犯が多かったようで、島内では、比較的自由に暮らしていたようです。
 
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波に洗われて丸くなった石が多い、前崎ヶ浜や横間ヶ浦から、ほゞ同じサイズを揃えて運んだようだ。
 
大里地区で使われている丸石垣は、同じサイズの丸石を正確に組み合わせているのが見事です。
 
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何処かの1点の石を基準にすると、周囲6個の石(赤マーク)が規則正しく囲んで、ガッチリ固定している・・・とのことでした。
 
江戸の素晴らしいテクノロジーが、八丈島には残っていますね。
 
 
 
 
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