蒲クラ会でJA2FIA/土佐OMと知り合いになり、オルゴールの音を聞かせて頂ける・・・と言うことで、ホームに伺いました。
 
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田園都市線「市ヶ尾」駅前の小高い丘の上に、25m以上有りそうな5段のクランクアップタワーがそびえ建っていました。
 
駅近くながら静かな佇まいの住宅街でアマチュア無線のために当地を選ばれたのか・・・と思わせるほどのロケーションでした。
 
HFのアンテナは7MHz~50MHzまでフルサイズのご存じSteppIR DB18Eで、最上部にV/UHF用のGPが上がっていた。
 
安全面からだろうが、DB18Eはタワーマストクランプの直上に固定されています。
 
ここが土佐さんのメイン・シャックだそうで、当日はチャーミングなXYLさんとトイプードルちゃんにお出迎え頂きました。
 
そもそも土佐さんは、大手電機メーカーご出身で駐米経験が長く、ニューヨークとウェストコーストにお住まいだったようです。
 
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この時に収集したアンティークの品々が宝物だそうで、大きな朝顔ラッパのエジソン円筒式蓄音機が、まず目に飛び込んできました。
 
今はほとんど入手困難な博物館級の円筒式レコードを自家製棚にずらりと並べてあり、ほかに円筒式、円盤式数台の蓄音機のコレクションも拝見した。
 
流石に音を聞くのは気が引けたが、また機会があったら、あの大きな朝顔ラッパで聞いてみたいものです。
 
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当局はかつて、小樽にあるオルゴール博物館で澄んだアンティーク・オルゴールを聴いたことがあったが、今回はそれ以来の体験となる。
 
早速ゼンマイを巻いて掛けて頂くと身体に響く低音から繊細な高域まで、余すことなく、大きな音で部屋中を包んでくれた。
 
このオルゴールの音は、ダイナミックなのに、実に繊細で上品な音色だ。
 
その他に5連奏オルゴール、からくりオルゴールなどを聴くことが出来た。
 
円盤式、ドラム式などのコレクションは、すでに百年経過しているのに、まったくメンテナンス・フリーなようで、メカニズムを作ったスイス人の細緻な腕に驚かされた。
 
アメリカ生活の長かった土佐さんのスタイルはアメリカンで、オルゴールを聴きながら頂いたコーヒーのフレーバーは、忘れられない1日になりました。
 
上階にあるシャックを拝見するとHFメインはIC-7700で、V/UHFはIC-7100を使っていました。
その他、KWM-2、ドレイクも使えるようになっているのか?委細は不明です。
 
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ここにも、アンティークな電話機、朝顔ラッパが飾ってあり、悠久の時の流れを感じて・・・あれマッカランと紹興酒・・・これをやりながらラグチューを楽しむのだとか・・・。
 
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お仕事もお忙しいようで、現在は、自作品が写真のPTTスイッチだけ・・・と言うのも、JA2FIA局らしい。
 
ところで土佐さんは、シャックの脇に何気なくギターが置いてあったので、チョット見たら、な、な、何とビンテージのフェンダー・ストラトキャスターでした。
 
 
 
 
 
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