先日、CWのお師匠さんにお誘い頂いて移動運用を行いましたが、その際にJR1SYD局のHF用アンテナを使わせて頂きました。

この機能性に刺激されて、当局もHF用の移動アンテナを作ることにした。基本的にはSYD局のポリシーである「手軽、軽量、ローコスト」を取り入れることにする。

SYD局同様にギボシ端子を使うことで、エレメントの交換も素早く、マルチバンドに対応できれば・・・と思っています。

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早速、昨夜、タカチの小さなケース(SW-55)に給電部分を作ってみました。

エレメントの接続はギボシ端子で、バランはFT-114-43のトロイダルコアに12ターンx3で強制バランです。

手元にあった線材を使ったので定かではありませんが、おそらく3.0mmsqのウレタン被覆線です。

給電側は、コネクタを付けなければ軽量になるとは思いましたが、移動運用でのトラブルを考えて、比較的軽量なBNCを使った。

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これで重量を測ってみると、ジャスト50gでした。エレメントは極力細い線を使うとして、考えてみると同軸の重量が一番重いことが判りました。

エレメント長を40m(3.5MHz用)として、古河電線のBX-S 0.08sqで56gでほぼ給電部と同じ重量になりそうです。

一方、同軸ケーブルは15m長として計算すると、1.5Dで210g、2.5Dで450g、3Dで720gになり、3.5D-FBでも630gになります。

定期的に移動運用を行っているJH1AQG/A級爺さんによると、「細すぎると始末に負えない」とのことで、もう少し太い線をエレメントにしようか?・・・とも思います。