本日、DX'erのOMさんから、「RBNは DXwatch の変形だけの様な気がする・・・」とのご指摘メールを頂いたので、当局が気が付いた点をまとめてみました。

情報を集める手段が DXWATCH の場合は、「人手による」方法に加えて、様々なDXクラスタに上がった情報を集計しているようです。

一方、reverse beacon network の場合は、すべてスキマー局が自動化されているため、情報収集に人手は関わっていません。

人手がかかわっているとレポートに主観が入ったり、取捨選択される場合もありますが、自動化されていると人為的な操作は介在しません。

あとは好みの問題もありますが、RBNは専用の受信局がオンラインで自動的に送り出すために、「CQ DE・・・」を出さないと、ピックアップされません。

また受信信号をPCでDX局を識別するので、アナログ解析の必要な PHONE や SSTV などは収集されません。

逆に、当局のようなDX初心者にとっては、取りあえず雑魚を含めてCQを出している局を探すのには好都合でもあります。
フィルタの使い方では、JA局のCQだけワッチしているOMさんもいます。

つまり reverse beacon network は、情報の選択権は使う側にある点が、最大の違いかもしれません。

DXWATCH は DXSCAPE などのDXクラスタの延長上だと考えれば良い訳で、DX局の動静や「UP指定」「QSL送り先」など付帯情報を知る上では便利です。

一方、自局を含めた電波伝搬の状況を知る上では、信号強度が定量的に収集できる RBN が向いています。
DXWATCH では「599」、「FB SIGS」、「LOUD!」などでは、判断に困ることも多いでしょう。

Webページデザインは、ほぼ一緒なので、「同じ物」というご意見もうなづけますが、即座に生の情報を得るか? 多岐に渡る多くの情報を得るか?・・・といった違いだと思います。

一つだけ気になった事は、DXWATCH の場合、広告が溢れかえっている上に、ドネーションのボタンも随所にちりばめられています。
一方、現在まで reverse beacon network は広告が全くなく、ドネーションの「Paypal」も控えめなような気がしました。