先ほど都心のKW局JA1UTB/中西OMからヒントを頂いたので、早速ネットワーク・アナライザをつないだままで、Vダイポールを回転させてみた。
 

 
当局は給電点が地上高約9mで、周囲に隣家の屋根が迫っていることもあり、驚くほどアンテナの特性が変化しました。
 
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当局の7000~7200KHzにおけるVSWR最大点は北から約95度で、VSWR=1.4214、fo=7038KHzだった。その地点でのリアクタンスは70.315Ω-j4.4676Ωであることが判明した。
 

 
ところが北から約340度の地点で、VSWRは最小点になった。
 
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この最小地点では、VSWR=1.058、fo=7052KHzと、当初予測していた、かなり理想的な数値になった。
 
この地点でのリアクタンスは53.281Ω-j366.48mΩで、これまた理想に近い数値だった。
 
Vダイポールなので当然なのでしょうが、それぞれ180度回転させた地点でも同じ結果になった。
 

 
狭小敷地で隣家と屋根を接する程の場所なので、ある程度の特性変化は覚悟していたが、これほど顕著に数値に表れるとは思いもよりませんでした。
 
 
 
 
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