FT-991で昨日まで「CQ WW DX」に参加して、IFワイズ機能に驚かされた。DSP技術もここまで進化したのか?・・・と感動した次第です。

通常CWモード(WIDE)では、500Hzから3KHzまで調整できるのだが、NARにするとWIDTHで50~500Hzに絞れます。

画像は、改めて40mCWを聴いて再現したものだから、さほど効果は見られないようにも聞こえるが、実際のQSOではかなり「お役立ち」と相成った。


当局のようにノイズの多い地域では、このIFワイズ機能が受信性能を大幅に改善してくれることが解りました。

ノイズの中にわずかに信号の存在が確認できるレベルでも、ノイズが消えて符号を楽に確認できるようになった。この事から、強力に入感しているのと勘違いしてしまうほどだ。

この事は、Sメータの無信号時のノイズによる振れの違い、信号と無信号の振れ幅の違いを見れば明らかでしょう。

今までのリグにもDSPがあって、モードごとにIFワイズは変えられたのだが、わずかな差で信号が飽和してしまう?(信号とノイズが同じ音になってしまう)感じで、細かく調整することもなかった。

高額な機種をお使いのOMさんたちにしてみれば、当たり前のことなのかもしれないが、FT-991でこのような結果が出たことに感動しました。