サイドトーンなどアナログ基板が出来たところで、エレキーと手動キー(ストレートキー、バグキーなど)のキーイング信号を送信機とサイドトーン発振器に送るデジタル回路に取り掛かります。

エレキー回路は、すでに現用しているJA1HHF/日高OMがCQ誌で作られた、「OIKey-F88」PICのソフトウェアと回路をそのまま使いました。

OIKey-F88は、以前に作ったリモコンボックスを使って、手元でメモリー操作やスピード調整を行います。そのためにPICの入出力を強化しました。

アナログ基板同様に、秋月電子製のC基板(72mmX47.5mm)というユニバーサル基板に組み直します。回路は以下の通りです。

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エレキー部分はPIC16F88をそのまま使い、VGAケーブルでリモコンボックスに送る端子をプルアップし、A/Dコンバータの信号には、インダクタを入れた。
エレキー内蔵のモニタースピーカ(サウンダ)は、動作の設定やメモリーのモニターに使っているので、ソフトを流用する限り外すことはできない。

エレキーのキーイング出力を外部キー、パソコンからのキーイングとミックスして、送信機へのキーイング信号として取り出す。
反転した信号をサイドトーンのキーイングとして出力する。

ここで、エレキー、パソコン、手動キーイングのプライオリティを考えたが、状況によって一定しないと思い、取りあえず単純にミックスしておくことにした。
また、エレキーとパソコンはソフトウェアで動いているので、「禁止」の命令をフィードバックするプログラムが必要になってくる。

以上、時間を見てデジタル部分の基板製作にトライします。