FT-991を使い始めたので、シャックの整理を兼ねて、複数のリグとパソコンやキーをつなぐためにリグ・セレクタを作ろうと思いました。

ついでと言っては何だが、デスク上にオニギリ・マイクがリグ分だけ散乱しているので、JH1SJN局に頂いたゲート付コンプレッサ(BEHRINGER MDX-2200)に、手持ちのミキサー(audio-technica AT-MX60)をつないで、各リグのデータ入力へ切り替えてつなぐようにしたいと考えています。

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エレキーは長い間、基板むき出しで使っていたのだが、最近やっとケースに入れることができた。

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電源の入り切を除いてすべて、以前に作ったリモコンボックスを使って手元で操作してます
これが誠に便利で、すっかり馴染んで手放せない状態です。

エレキーはArduinoを使ってみようかと思って基板は買ってあるのだが、まずは今まで使っている基板をそのまま入れ込むことにする。

下図が、今回考えたリグ・セレクタの回路です。
1年ほど前に考えた「こんなキーヤーを作りたい」にそって、リグ切替回路を入れました。
これまた以前に作ったデジタル・インターフェース基板をそのまま使います。

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回路図は画像右下の「虫メガネ」アイコンをクリックすると見やすいと思います。アナログ部分はspiceでシミュレーションしてあるので、このまま組立てる予定だ。

あらかじめ用意しないとバラックのままになりそうなので、FT-991とほぼ同じ幅(5mm位長い)のリードのSK-240というケースを先に購入しました。

本日、ケースが届いたので、他の目ぼしい部材と早速パチリ!

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手前のベージュのプラケースはタカチのSW-120Sで、PHONE用のスタンバイ・スイッチを入れる予定。
今頃使う人はほとんどいないが、シーメンスキーにはこだわりがあって、接点を組み直して片切り(オルタネート)片ハネ(モーメンタリ)にしてある。

ここで最も入手困難なのは、8回路を一斉に切り替えるロータリースイッチだが、JA1UTB局から教えて頂いて2年近く前に購入した。
当のUTB局は、その時に作って利用されていたが、当局は2年遅れで使うことができそうだ。

今さら回路を組まなくても、パソコンのUSBである程度までリグは制御できるのだが、異なるメーカーや年式の違いなどによって、自ずと制約が生まれる。

オリジナルなシャックの構成を考えると、半田ごてを持ってチャレンジするのも一興かな?・・・と思っています。