前回、印刷屋さんにQSLカードを1000枚お願いしたが、当局が使っているレーザープリンタと相性が悪かったのか、200枚ほど廃止する羽目になってしまいました。
今回は、QSLカード印刷とは一切謳っていない、普通の印刷屋さんにお願いして見ようかと思いました。

実はこの印刷屋さんは、ローカル局の間で「安い!」と評判で、当局は前回発注後に知ったので、一度は試してみるか?・・・という感じでいます。

インターナショナル・サイズ(9cmX14cm)で、片面ミラーコート180Kg、片面カラー4色印刷、裏面無地、1000枚と、前回と同じ内容で見積をお願いした。
その印刷屋さんHPのフォームから見積依頼したところ、深夜にも拘らず「A6変形」ということで、1時間以内に回答が届いた。1000枚で8200円(税、送料込)だった。

普通のはがき(ポストカード)であれば、同じ内容で何と2,400円という安さです。

また裏面ミラーコート印刷済みのレーザープリンタとの相性について、翌日電話で伺ったが、その印刷屋さんでは、「そのような現象は聞いていない」とのことだった。

インターナショナル・サイズでも、前回の印刷屋さんと比較して2割以上安価だ。但し今度の印刷屋さんは「完全原稿の入稿」が前提で、写真、レイアウトなど、すべて自分で用意しなければならない。

当局では、AdobeのPhotoshop Elements を仕事で使っているので、印刷屋さんが入稿可能とされる「.psd」というファイルで作成できる。
最も、MicrosoftのWord、Excel、Poerpointなどでも、印刷屋さんオリジナルの「Office Print」を使って変換すれば、入稿できるようです。

但し、ここで1点不安なのが、今回の印刷屋さんは「校正なし」と云うことです。

パソコンの画面で、丁度良い色具合だったのが、プリンタで紙に刷ると「色が違う!」ことがありますね。スライドのように色の向こう側から光が差しているディスプレイと、光をあてて反射を見ている紙の違いはあるものの、それ以上に色の構成要素(カラーモード)の違いが、色合いの違いを生んでいるようです。

普通のパソコンで使っているのはRGB(赤、緑、青)という三原色を組み合わせていますが、プリンタはトナーまたはインクを見ればわかるとおり、シアン(青)、マゼンダ(赤)、イエロー(黄)、スミ(黒)で構成されています。

カラーモードとしては、RGBに対してCMYKと言うようですが、このCMYKへの変換が、スムーズでないと色合いが違ってしまうようです。
最近の印刷屋さんは、RGBで原稿を受け取っても、CMYKに変換してくれるのですが、その際色合いが変化するため、依頼者に校正(カンプ)を見せて了解してから印刷するようです。

今回の印刷屋さんは、基本的に「校正なし」なので、RGBからCMYKに変換する技術が優れているのか? どうか? は不明ですが、RGBで原稿を出す以上は「オマカセ」となる訳です。

当局のAdobeのPhotoshop Elementsでは、CMYKをサポートしていないのでRGBで出力せざるを得ません。

そんな折、元、広告代理店勤めのOMさんから、CMYKで完全に読込み、書出しができる、Adobeの「イラストレータ」をチョットお借りできるようになりました。

画像の取り込みからCMYKで作成すれば、最初から印刷に近い色合いがチェック出来ますから、校正なしでも安心。・・・バンザイ!