Turbo HamlogのQSLカード印刷定義では、横線を1本引いたり、四角い枠で囲んだり、表組みを作ったり、罫線は色々使われます。

罫線#Lineについては、多少頻繁に使う命令でも触れたが、様々な命令の書き方についてまとめてみた。まず、罫線を使うには#LineS命令で、すべて罫線を印刷する仕様を決めておかなければならない。

#LineS [線の太さ][線のスタイル][線の色指定]

[線の太さ]は、[1]=0.1mm単位で指定する。
[線のスタイル][0]から[4]の数値で指定する。
実線 0
破線 1
点線 2
一点鎖線 3
二点鎖線 4
[線の色指定]は、[16進数または整数]で指定する。
16進表記 整数表記
0x000000 0
0x808080 8421504
0xFFFFFF 16777215
0xFF0000 16711680
0xFFFFFF 65280
0xFFFFFF 255
0x808000 8421376
整数型は、黒[0]、気が向けば赤[255]程度で、他は16進数を多用している。
細かい表記は、以下URLなどをご参考に・・・。

罫線の仕様を指定する命令は一旦書けば、変更がない限りその後に書く必要はない。
途中で変更する場合は、#LineSで再指定する。くれぐれも[,](カンマ)忘れずに。

さて罫線を引く命令としては、前回までの水平の横線を引く命令以外に、垂直の縦線斜め線四角R付四角などを描くことが出来る。

水平線
#LineX  [横方向の始点][縦方向の始点], [線の長さ]
垂直線
#LineY [横方向の始点][縦方向の始点], [線の高さ]
斜め線
#Line [横方向の始点][縦方向の始点], [横方向の終点][縦方向の終点]
四角
#LineR [横方向の始点][縦方向の始点], [横方向の終点][縦方向の終点]
コーナーR付四角
#LineC [横方向の始点][縦方向の始点], [横方向の終点][縦方向の終点]
[横方向のR部の幅][縦方向のR部の高さ]

始点左上の開始位置終点右下の終了位置を、何れも[1]=0.1mm単位で指定する。くれぐれも[,](カンマ)を忘れずに。

当局の場合、よく使うのは、#LineX#LineRで、他はほとんど使っていない。