若い頃、出張で滞在していたことがあるイタリアは、ビジネス面で「世界屈指の契約社会」と言えるのかもしれない。何をやるにしても、契約書と弁護士がつきものだ。
ウソかまことか、契約書の起源はイタリアとか言っていた。
これが要因かどうか知らないが、イタリア(Repubblica Italiana)の国土には、4つの独立国が存在している。
バチカン市国(Città del Vaticano)とサン・マリノ共和国(San Marino)はわずかながら国土を持っているが、国土をまったく持たない国?・・・マルタ騎士団国(Ordine di Malta)も、ローマに本拠地のある独立国の一つだ。
昨年(2014年)年末から、このマルタ騎士団国から1A0CがQRVしている。各バンドとも、当局にもかすかに聞こえているが、今のところコール・バックを取れるほど強くないので、指をくわえてワッチしているしかない。
数日前のことだが、1A0Cの居場所を確認するために、DXSCOPEを見ていたら、コメント欄(Rmks)に「Why Only JA!!!」とJA指定に怒っている様子だ。確かに、QSOの最後に「DE 1A0C UP JA」と良く打ってくれる。ヨーロッパ諸国、南米のDX局は、よくJA指定をしてくれます。
その後、「AS(アジア)と指定しろ」(確か no JA pse AS!!!)という内容の書込みもあった。こうしたコメントを見た人なら、投稿者が何処の国の人か?わかったことでしょう。
よく自分のコールサインを自分でDXSCAPEにアップして、注意されたり、削除されたりしていますね。
1A0Cも大人の対応を見せてくれた。
あくまでAS(アジア)指定をせずに「UP JA OC」だ。オミゴト!
健全な?アマチュア無線家として、政治や外交に首を突っ込むつもりはないので、お話は以上です。
それにしても、もう少し1A0Cの電波が強くならないかな・・・。