この土日は休める予定だったので「CQ World Wide WPX Contest でフル出場!」と心に決めていたが、結局仕事の都合で相変わらずのプチ参加になりました。

仕事をしながら、横に置いてあるリグに灯を入れて、土曜日(5/24)午前9時JSTからスタートに合せてワッチ開始!

21MHzのコンディションが良いようで、W、UAなどのメガトン級がガンガン入感している。これは「期待できそうだ」とファーストQSOの局を選んで呼びに回るが、相手も開始早々は耳が慣れていないせいか、中々取って貰えない。

21.004MHzあたりで、P3N(Cyprus)が出ているがコールバックとナンバーを取るにはチョット苦しい。VFO-AをP3Nにセットして、VFO-Bで取って貰えそうな局を呼んで回る。

南米も強く入っているので、LU(アルゼンチン)、PY(ブラジル)、CX(ウルグアイ)を取れるときに取っておいて、ついでにT42R(キューバ)も頂きました。
つい半年前までは、南米、中米カリブ海は鬼門で、全く手が出なかったのですが、一旦取れた後だと気楽なものだ。

P3Nが14MHzにQSYしたので、15時過ぎから14MHzにQSY。14も徐々に開けているようで、ダイヤルを回していると14.011MHzでP40A(Aruba)が強力に入感している。これは「NEWエンティティだ!」と呼ぶが、中々取って貰えない。
やっぱり、「中米カリブは駄目か」と思った瞬間にコールバック。これで「CQ-WPXに参加した意義がある」と自分で納得していました。

それにしてもキプロスは遠く、QSBの山を狙ってコールするがまったく反応なし。その間「アリさん」の心境で、スロットの増えそうな局をゲットする。

時々、P3Nの入感を確認に行くが中々上がってこない。JAでPickup局もいるのだが、まったく相手にされないJAも多い。そんな中で、国内で最も有名なDX'er氏が登場して、ワンコールで「QRZ JA1?」、2コール目で見事にゲットしていった。

当局がP3N(Cyprus)をゲットできたのは、2日目の夜20時過ぎであった。まるでDXペディション並の力の入りようだった。

その夜は早々に店仕舞いして、今朝(5/26)はログチェックをして電子メールでログを提出する。その後、ADIFファイルを作ってCLUBLOGにアップロードしてビックリ!

当局は今まで111エンティティ―(Worked)だったのが、116Workredと、一機に5エンティティ―も増えている。ビギナーズラックならではだろうが、YW4D(Venezuela)21MHz、OC4WW(Peru)14MHz、ZF1A(Cayman Is.)14MHzがNEWエンティティ―だったようです。

これだからCQ-WPXはやめられない・・・。

今回はフル出場を目論んでいたが、結果は合計8時間あまり。66局とQSOして55マルチ、189ポイントで、自己採点10,395点と、当局にすれば「かつてない大量得点」になりました。