アマチュア無線では、PHONEでもCWでもQSOの最後に「73」を送るのが普通だ。この「73」は電信通信が始まった時代に文を簡略化するために使われた「数字コード」に由来していることは、あまりに有名だ。
 
73 = Best regards = 宜しくお願いします
 
数字コード(Phillips Codeと云うようだ)の詳細はJA1BWAさんが丁寧に調べておられるので、下記URLを参照されると良く解ります。
 
 
当局も何気なく「73」を使っているが、YL局に「88」を使うのが良いのか?・・何時も迷うところである。特にCWの場合は、相手局がOMかYLか解らないので、あとでQRZ.comなどで「YLだったんだ」と知ることも良くある。
 

 
73_88
先日、世界のDX'erとお友達であるJA1UTB(exJA3BFT)中西OMとアイボールしたときに「73と88」に関する明快な回答を頂いた。
 
話しは簡単で、男性オペレータから送るファイナルは「73」で、女性オペレータから送るファイナルが「88」と云うことだ。
 
つまり男性オペレータから「88」を送るのは、突然オネエ言葉を発するようなもので、「気色悪い」と云うOMさんもいました。
 
88は「Love and kisses」の数字コードだが、女性歌手がステージで投げキッスをしている様を思い起こせば、あれをOMさんがやったら確かに気色が悪い。
 

 
国内のPHONEでのQSOを聞いていると、OM局がYL局に対して「88」を送るのを耳にするが、あれは「間違いだ」という結論です。
 
OMの皆さんも、イイトシして「投げキッス」はしないように気を付けましょう。これからも、YL局の投げキッスを楽しみにしています。
 
 
 
 
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