今朝(3/2)は、珍しく7MHzのノイズが少なかったので、ワッチしていると、当局には未だ手の届いていないキプロスが559~579で入感している。コールするタイミングを見計らっていると、毎度おなじみのJA1のOMさんが出てきた。

このOMさんは、QRZ.comに自ら書いたCW関連の本の写真を載せている。巣鴨の出版社から出しているところを見ると、CW界では相当な大御所なのだろうか?

ところが、このOMさんにすれば珍しくない局(・・・と思う)でも、連呼を繰り返し呼び倒すのである。オンフレの場合は、迷惑千万で堪ったものではない。

コールバックが始まったことに気づくと、一瞬ワッチするようだが、自分が呼ばれていないと解ると、QSO中でもお構いなしにコールが再開される。時には、自分が呼ばれているのも気が付かずに呼び続けていることもある。

とにかくDXSCAPE(クラスタ)に載るとほぼ間違いなく登場し、自分が呼ばれるまでは、他局へのコールバックが始まっても、お構いなしに呼び続けるのだ。
言い古されて言葉だが「DXは弱肉強食」と言わんばかり・・・。
今日も、そのOMさんとのQSOを最後にして、キプロスの局はQRTしてしまった。

キーを握ると後先が見境なくなるのか? お年でボケが進んでいるのか? とても大御所とは思えないマナーの悪さです。

当局も経験あるが、操作を間違えて迷惑をかけることや、セミブレークインの場合に1コール程度オーバーランすることはあったとしても、毎日同じ繰り返しをやっているのだから、明らかに「確信犯」としか思えない。

こうした迷惑局は、当局の知る限りレギュラー・メンバーとして、HL、BYに数局、JAにもこのOMさん以外に3局ほど日常的に聞こえます。
DX'erにルールはない!・・・などと、ウソブクOMさんも居るようですが、相手や仲間がいてQSOは成立する訳で、JR0MOE/1-HIDEさんから紹介いただいたON4WW、OM-Markさんのオペレーションに関するマナーを読んで貰いたいものだ。


国内移動やDX'erのOMさんに伺うと、PHONEでも同じようなレギュラーの局が居るようです。とても免許記載の出力とは思えない他を圧するパワーで、取ってもらえるまで呼び続けるんだそうです。

CWの場合なら、スプリット指定であれば、「どうぞ勝手に」と言いたいのだが、オンフレでやられると、ただでもノイズの多い当局などはコールバックが取れなくて困ります。

もしオーバーパワーの疑いがあれば、総合通信局電波管理部監視課に相談すれば良いことなのだが、運用マナーの悪さは、周囲がトヤカク言っても、本人が自覚しない限りは変わらないだろう。

こうした局がコールしているときに、仮に同じようなマナーでコールしたら、件の大御所としては「最近のCWはマナーが悪い」などとノタマウのだろう。
帝王学の「noblesse oblige」を引き合いに出すこともないが、「位高ければ徳高きを要す」ですよ、大御所のOMさん!

これから若い人口を増やさなければ、衰退が目に見えているアマチュア無線の中で、本まで書いて規範となるべきOMさんがこの調子なんだから、先が思いやられます。

SWL時代の50年以上前から現在まで、当局の知り合いのOMさんは皆さん優しくて、高慢ちきなOMさんと席を共にしたことがりません。前にも書いたが、当局が間違ったことを言ったときでも、論理立てて順序良く説明してくれました。

知り合いの局に聞いたら大御所OMさんの迷惑オペレーションは有名なようです。
自分さえよければ・・・では、アマチュア無線の世界でも、爪弾きにされることは目に見えています。

くれぐれも大御所のOMさんも、誰にも相手にされない「誠に寂しいCQ」を出さないようにしましょう。