今朝(2/24)早朝に未だ取れていないイタリアが7MHzで、かすかに入感していた。当局はビル陰なのか、イタリア、スペイン、イギリスを結ぶ線が鬼門のように取れていないのです。

必死に呼ぶと、例のお邪魔虫ノイズが出てきたが、何とかノイズの上にギリギリで聞こえてくる。「QRZ JH?」と返ってきた。必死に何度も呼んで、相手も必死に繰り返してくれたが、結局ノイズの中に消えて行った。

その局のQRZ.comのページを見て驚いた。何とその局は出力40WにGPとあった。そこで、ふと我に返って気が付いた。当局は出力50W、V-DPなので、電界強度的にはほぼ一緒なのだろう。

つまりイタリアには、良くても自分が聞こえた程度にしか届いていないと云うことだ。思い返せば相手がKW局で強く入感しても、相手はさぞかし当局信号に苦労して取っていてくれるのだ・・・と改めて考えるこことなった。

SSBの場合、聞こえる局の信号強度によって、かつての経験値があるので「これは無理かな?」・・・とおよその限度は解ってたつもりだ。だがCW初心者である当局は、ノイズの中でわずかに聞こえる局でも、コールバックが取れそうなら躊躇なく呼んでいた。

強い信号で入感している場合は、即座にQSOは成立するのだが、ノイズぎりぎりの局を相手にするのは、CW-QSOでは限度が難しい!

改めて、CWの奥深さを知らされました。