当局は430MHzFMを使って、OMさんや友人とのラグチューを楽しんでいる。技術談義、HFのコンディションから、DX局、珍局の情報など・・・アンテナの性能やHF機の試験などで、連絡用に使うことも多い。
 
HFはローカル・スキップがあったり、SSB音声での長時間QSOは耳が疲れるので、430MHzでのFM変調は誠に快適です。
 
ただし、他人のQSOに平気でかぶせてくるコールを言わないモービル局や、意味不明の無変調キャリアなどが無ければ申し分ありません。
 

 
少し離れた局と安定してラグチューするには、妨害電波に対して対策が必要で、GPを徐々に高くして、パワーも35W出力に増強した。
 
これで、ほとんどのローカル局はカバーできるようになったが、それでも、環八、第一京浜、産業道路、首都高羽田線などが近いため、「業務無線」紛いのモービル局がオンフレでかぶってくることも多い。
 
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今回、V-ダイポールを上げるのに併せて、144/430/1200MHz用のコーリニアGPを購入した。最近は、エレメントの5m以上の長さのコーリニアGPまであるようだ。
 
携帯電話中継局のコーリニア・アンテナを設計している友人によると、コーリニアの段数には限界があるようで、「あまり段数を増やしても上まで電力が届かない」という話をされた。
 
更にOMさんによると、「長いコーリニアGPは風で揺れることによるQSBが大きいようだ」とのことでした。
 
そうした意見を参考にして、「安定動作」?、1.7m程度を選んだ次第です。
 

 
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地上高11.5mになったマストの頂上に取り付けたので、エレメントの先端で13m余りになり、更に周囲の屋根などの障害物から離れたことで、全般的に飛びも良くなったように感じます。
 
当局から、430MHzでは御岳山レピータが59+20dB、今までアクセスが難しかった筑波山レピータが55~8で常時アクセスできるようになりました。
ただし、レピータは運用していればの話ですが・・・。
 
1200MHz帯については、今までのディスコーンでは、ほぼアクセスできなかった六本木レピータを始め、7カ所以上のレピータが常時アクセス可能になりました。
 

 
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ところで、当局から118Km離れた茨城県ひたちなか市の友人(JA1PSB局)が、V/UHFのためだけに、右写真のように高価なワカマツのクランクアップ・タワーを上げた。
 
430MHzはクリエート20エレスタック(2X720)を使っているので、早速、つながるのでは?とチャレンジ。
 
やはり当局のGPでは難しく、28エレ2列2段を使っているJH1AQG(A級爺)さんにお願いしたら、59一発でつながった。
 

 
今回のコーリニアGPで、半径20~30Km圏内の局はカバーできるようになったが、100Kmを超えるとビームアンテナでなければ難しいことも解りました。
 
430MHzの場合、直下型プリアンプやPO=50Wも普通なようで、OMさんに協力いただいて、八木またはループなどのビームアンテナを考えるきっかけとなった。
 
 
 
 
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