自分でも半信半疑で図面をひいたマストの垂直性を保持させる昇降ガイドだが、ガイドローラーのコマを作って頂いたので、ガイドローラーを作りました。
 
OM諸氏から「ここまでやる必要があるのか?」という疑問の声が聞こえてきそうですが、ここまで来たら引き返す訳にもいかず、最後まで徹底してやってみることにしました。
 
手持ちのボール盤とコンタマシン(バンドソー)を使って、アルミのLアングルを加工し、スペーサーはアルミパイプを卓上旋盤で切り出しました。ネジはM4の首下40mmのステンレス製ホールセットネジとセルフロックのナットです。
 
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出来栄えは別にして、架台になるLアングルの加工には大変に手間を食いました。左右対称に作るので、特に固定ビスの穴位置がくるうと台無しなので、位置合わせに神経を使いました。
 
逆にアングルの切欠き(コーナーカット)は、多少くるっていても機能に影響しないので、考えていたよりコンタマシンでアッサリとできました。
 
ガイド用のPOM製コマは、プロであるJR1SKBさんに作って頂いたので寸分の狂いもありません。
 
形が見えると勇気が湧くもので、ガイドローラーの材料が揃ったので、早々に仮組をしてみました。
 
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小キズや鋸刃のギザがあるモノのの素人細工としては、まあまあかな?・・・と、自分で自分を慰めています。
加工の際、付着した油分を中性洗剤で落として、アルミ用のさび止めを塗ればガイドローラーは完成です。
 
実は、このガイドローラーのベースになる3m厚アルミ平板ですが、モノタロウで240x240mm切断して1K円弱て購入した。
そこまでは良かったが、加工で悩んでいるとJR1SKBさんが、「しょうがねーな」と助け船を出してくれました。件のごとく「機械の空いたとき」にマシニングセンターで加工していただけるようになりました。
 
何なら何まで、お世話になります。