以前に、アンテナの計画で、クドクドと図面を何度もアップしてあったが、それを見たOMさんが「ワイヤ一本張るのに設計もないだろう」と言われたことがる。
 
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確かにその通りで、ワイヤ系アンテナでは、エレメントを張ってから調整すれば良いことだ。
 
しかし敷地の狭い当局のような条件では、マスト、エレメント、ステーなどの位置を明確にしないと、建ち上げ張り込みの順序で交錯して張れなかったり、隣地にはみ出したり、他の引き込み線への影響・・・などがあります。
 
そこで今回も、Vダイポール(バンザイ・アンテナ)を考える上で図面から入った。その前に、メーカー不明のタワーを仮組して、組立手順の確認や寸法などをチェックしました。
 
おおよそ組み立てたところで、タワーはナガラ製のNRT-400に酷似していることが判明。早速、取扱説明書をダウンロードした。更にNRT-1STという、オプションの作業ステージが付いてました。ラッキー!
 
右図は、ダウンロードした取説から画像化したNRT-400の最新のバージョンです。
 
このOMさんから頂いたタワーは、10年ぐらい前の製品なので、トラス構造や部分てなパーツなどは最新型と異なるが、素人目に見てだが、トラス構造などは、以前の製品の方がシッカリ作ってあるように見えました。これって、コストダウン???
 

 
さて毎度のことながら、当家の三面図にタワーを落とし込み、ローテーターとマストをセットして、クリエート・デザインの730-1という、Vダイポールを載せてみた図が下です。
 
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何時もながら、いっぱいいっぱいの配置になりました。折角、ローテーターがあるのに、隣地にはみ出さない旋回範囲は約28度・・・。
 

 
優しいOMさんから、「夜陰に乗じて回せばよい」とアドバイスを頂きましたが、正式にはこんなもんです。まあ、幸いなことに、北方向(北北東)は北米、南方向(南南西)は東南アジア、中東に向いています。
 
また、何れの方向も、隣接した10階建て以上のビルがなく、良い予感のようなモノを感じました。
 
この図面では、小さすぎて見にくいので、取り合いなど次にページに少し大きめの画像をアップします。
 
 
 
 
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